きょうの料理レシピ
数の子
濃口しょうゆでしっかりと色と味が広がっている昔ながらの味わいをお楽しみください。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/400 kcal
*全量
調理時間
/480分
*塩抜きをする時間は除く
材料
(つくりやすい分量)
- ・数の子 (塩蔵) 8~12本(400g)
- 【A】
- ・水 カップ2
- ・酒 大さじ5
- ・しょうゆ 大さじ5
- ・みりん 大さじ5
- ・削り節 6g
- ・糸がきがつお 適宜
- ・塩 小さじ1
つくり方
1
水1リットルに塩小さじ1を溶かし、数の子を入れて1時間浸す。塩水を捨てて真水に変え、1時間おきに3回水を替えながら半日ほど浸し、塩けを感じなくなるまで塩抜きをする。
! ポイント
塩蔵品は、塩水に浸して塩抜きをすると、表面だけでなく均一に塩が抜ける。
2
なべに【A】の材料を入れて強火にかけ、ひと煮立ちさせる。
3
ボウルにこし器をのせて紙タオルを敷き、2を注ぎながらこし、そのまま冷ます。
4
1の数の子の表面の白い薄皮をていねいに取り除き、紙タオルまたはふきんではさみ、水けをよくふき取る。
5
4を3につけ、味がしみ込むまで7~8時間おく。
6
数の子の汁けを軽くきり、細いほうの端を少し切り落とす。大きいものはさらに2~3等分に切る。器に盛り、糸がきがつおをのせる。
! ポイント
端の部分は、あえ物などに使うとよい。
全体備考
日もち:軽く汁けをきって密封容器に入れ、冷蔵庫で3~4日間
きょうの料理レシピ
2003/12/08
決定版!正月料理
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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