きょうの料理レシピ
土用しじみの雑炊
水洗いせずにご飯の粘りを利用して、あっさりだけど食べごたえのあるうま口雑炊が狙いです。ご飯粒が汁を含む煮加減が勘どころ。おろししょうがの香味をきかせて。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/150 kcal
*1人分
調理時間
/25分
*しじみの砂抜きをする時間は除く。
材料
(2~3人分)
- 【しじみスープ】*つくりやすい分量。
- ・しじみ 300g
- ・水 カップ4~5
- ・赤だし用みそ 30g
- *または八丁みそ。長期熟成させた豆みそをベースに、米みそを加えるなどして調合したみそ。
- ・ご飯 200g
- ・しょうが (すりおろす) 20g
つくり方
しじみスープをつくる
1
バットにしじみを広げて水をヒタヒタに注ぐ。ぬらした新聞紙で覆い、暗くて涼しい場所に使うまでの間おいて砂抜きをする。室温が高いときは冷蔵庫に入れる。
2
殻をこすり合わせて洗う。鍋にしじみと分量の水を入れ、中火にかける。ゆっくりと煮立ててアクを取り、火を弱めて2~3分間煮て火を止める。
3
ボウルにざるを重ねて2をこし、氷水に浮かべて急いで冷ます。殻から身をはずし、スープと合わせる。
赤だしみそ汁をつくる
4
鍋にカップ1+1/2の【しじみスープ】とすべての身を入れて火にかけ、温まったら赤だしみそを溶き入れる。
! ポイント
残りのスープは冷めたらペットボトルに入れ、3~4日間冷蔵庫で保存ができる。
みそ汁でご飯を煮る
5
みそ汁が煮立ったらご飯を入れて中火で煮る。汁からご飯が見える程度に3~4分間煮込む。
6
アツアツをご飯茶碗わんによそい、しょうがを添える。
きょうの料理レシピ
2014/08/07
土井善晴のホッとする四季ごはん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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