きょうの料理レシピ
けんちん汁
風味の強いごま油で野菜を炒めてコクを出し、たっぷりの豆腐でボリュームを出します。すっきりしたすまし仕立ての中にも油と野菜のうまみが重なり、味わい深い一杯になります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/160 kcal
*1人分
調理時間
/25分
*干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・木綿豆腐 200g
- ・里芋 (正味)100g
- ・ごぼう 25g
- ・干ししいたけ 2枚
- *水につけて戻す。
- ・にんじん 30g
- ・油揚げ 1/2枚
- 【煮汁】
- ・水 カップ3
- ・煮干し (正味)8g
- 【A】
- ・塩 小さじ2/3
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・みりん 小さじ1/2
- ・ねぎ (斜め切り) 適量
- ・ごま油 大さじ1+1/2
つくり方
1
里芋は皮をむいて4等分に切る。ごぼうはささがきにして水で洗い、水けをきる。干ししいたけは軸を除いていちょう形に切る。にんじんは太い部分はいちょう形に、細い部分は輪切りにする。油揚げは1.5cm四方に切る。【煮汁】の煮干しは頭と内臓を取り除き、お茶用の不織布パックに入れる。
2
鍋を強火にかけ、ごま油大さじ1+1/2を熱し、しいたけ、里芋、ごぼうを炒める。
3
全体に油が回ったらにんじんを加えて炒め、豆腐を手で粗くつぶしながら入れる。
4
【煮汁】の水を注ぎ、油揚げ、1の煮干しを加えて強火にする。煮立ったら火を弱め、10分間煮る。
5
里芋が柔らかくなったら煮干しを取り出し、【A】を加えて火を止める。椀(わん)に盛り、ねぎを添える。好みで七味とうがらしをふってもおいしい。
きょうの料理レシピ
2014/03/18
ニッポン おいしい手仕事
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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