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きょうの料理レシピ

大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい

風味豊かなとち餅と力強い粒あんがよく合い、満足感のあるぜんざいです。箸休めに漬物を食べるとぜんざいの甘みが際立ちます。

大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい

写真: 浮田 輝雄

材料

(6杯分)

・とち餅 (小) 6コ
*アク抜きをしたとちの実をもち米に混ぜた餅。
【粒あん】
・小豆 (乾) 150g
・水 1リットル
・きび糖 120g
・塩 小さじ1/3

つくり方

粒あんをつくる
1

小豆は水でサッと洗い、分量の水と一緒に鍋に入れる。

2

鍋を中火にかけ、沸いたらアクを取り除く。

3

水分の蒸発を避けるためにふたをずらしてかけ、弱火で50分間ほど煮る。途中、水分が減り、小豆が煮汁から出るようであれば差し水をする。

4

ふたを取って小豆を1粒取り出し、指でつぶれるくらいの柔らかさになっているか確かめる。このとき、煮汁が多ければ中火にして水分をとばし、足りなければ水を足して、ヒタヒタの水加減に調整する。

5

弱火のまま、きび糖と塩を加える。

6

7~10分間煮詰め、しゃもじで混ぜたときに鍋底が見えるようになったら火を止める。

仕上げ
7

オーブントースターにとち餅を並べ、こんがりとするまで5分間ほど焼く。そのまま5分間おいて余熱で中まで火を通す。椀(わん)にとち餅を入れ、【粒あん】適量をかける。

全体備考

【粒あんの保存方法】
次に使うときに使いやすいよう好みの大きさに粒をつぶす。水分をとばすような感じで煮詰め、冷めたら小分けしてラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。1~2か月間保存ができる。

きょうの料理レシピ
2013/12/18 和・スイーツ

このレシピをつくった人

大原 千鶴

大原 千鶴さん

京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。

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