
きょうの料理レシピ
煮込みハンバーグ
じっくり煮込んだハンバーグと本格的なソースが同時にでき上がります。大人っぽいソースには野菜のピュレがぴったり。年の瀬の素敵な夜に家族でどうぞ。

写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/410 kcal
*1人分/付け合わせは除く
調理時間
/50分
材料
(4~5人分)
- 【肉ダネ】
- ・合いびき肉 500g
- ・牛乳 カップ1/2
- ・食パン (6枚切り) 1枚
- ・たまねぎ (みじん切り) 1コ分(300g)
- ・卵 1コ
- ・塩 小さじ1
- ・こしょう 少々
- 【ソース】
- ・たまねぎ 1コ
- ・バター 10g
- ・トマトケチャップ カップ1/2
- ・赤ワイン カップ1
- ・塩 小さじ2/3
- ・3色ピュレ 適量
- ・サラダ油
つくり方
肉ダネをつくる
1
ボウルに牛乳を入れて、食パンをちぎって浸し、なじませる。
2
フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たまねぎを入れる。3~4分間ほど炒めて焼き色をつけ、バットに取り出し、粗熱を取る。
! ポイント
たまねぎにはあまり触らず、しっかり焼き色をつけます。
3
ボウルに1、2と残りの【肉ダネ】の材料を入れ、粘りけが出るまで練り混ぜる。
! ポイント
指先から少し糸を引くぐらいまで、練りましょう。
4
フライパンにサラダ油大さじ1を弱火で熱する。3を8~10等分にし、それぞれ丸く形を整える。できたものからフライパンに入れる。
! ポイント
リズミカルに5~6回両手に打ちつけて空気を抜き、丸く整えていきます。
5
焼き色がついたら裏返し、合計4~5分間ほど焼いて、煮込み用の鍋に移す。
! ポイント
中まで火を通す必要はありません。表面に大まかに焼き色がついたら鍋に移します。
ソースをつくる
6
【ソース】用のたまねぎを大きめの色紙大(2cm四方)に切る。
7
フライパンにバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたらたまねぎを入れる。焼き色がついたらケチャップを加え、焼きつける。
! ポイント
たまねぎは混ぜずにしっかり焼きつけましょう。
8
ケチャップが渋く深い色になったら、赤ワインと塩を加える。フライパンの底をこそげながら煮立てて、5の煮込み用の鍋に移す。フライパンに水カップ2を注いで煮立て、鍋に加える。
! ポイント
仕上げにフライパンに水を加えて、うまみを残さず鍋に移しましょう。
9
鍋を中火にかける。煮立ったらアク、油脂を取って火を弱め、ふたを少しずらして、20分間ほど煮る。
! ポイント
油脂を丁寧に除くとソースが濁らず、色つやがよくなり、味わいも洗練されます。
10
ハンバーグはボウルに取り出す。ソースはざるでこして別の鍋に入れ、強火にかける。アクを除いてトロリとするまで煮詰める。ハンバーグを戻し入れて温め、器に盛り、3色ピュレを添える。
きょうの料理レシピ
2013/12/03
土井善晴のホッとするごはん
このレシピをつくった人

土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
肉肉しくおいしいです。満足。材料は半量で作りました。スーパーの持ち帰り用ビニールに、肉ダネを入れて揉むと、手も食器も汚れず片付けがラク。肉ダネの成形は、ビニールの口を大きく開き、スプーンで4等分にし、フライパンの上で丸く成形しても全然いけました。じゃがいものピュレは、じゃがいもの皮をむいて濡らしたキッチンペーパーでくるみ、その上からラップで包んで800wで6分チンするとふかし芋がラクにできます。
2025-01-19 11:15:52
美味しいです。翌日の方が深い濃くとなり、カレーの翌日も美味しいのと同じ味わいになります。ハンバーグ生地は柔らかいので扱い注意です。生地は薄味に感じました。ソースの玉葱も一緒に食べました。ソースをこす工程で時間がなかったので省きましたが、洋食屋の味ですV
2023-04-29 08:50:44
ソースはこしていません。肉の脂?アク?が残ってしまい、汚らしいソースになってしまったので、次回はアク、脂をちゃんと丁寧にすくおうと思いました。また、間違えて2人前でハンバーグを2等分してしまったので、次回はレシピ通り4等分にしたいと思います。もう少しソース多めが好みなので、今度はソースだけ倍量作ろうかな、とも。一晩置いた効果もあるのか、とても味わい深いソースで美味しかったです。
2023-01-09 06:35:08
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