
きょうの料理レシピ
なすの柳川仕立て
「暑い時期に熱いものを食べて暑気払い」という古くからの習わしにしたがって、どじょうの代わりになすを使った柳原鍋風。うす甘く煮たなすとごぼう、トロトロの半熟卵。つくりたてをいただきましょう。

写真: 久間 昌史
エネルギー
/160 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・なす 2コ
- ・ごぼう 1/4本
- 【煮汁】
- ・だし カップ3/4
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・卵 (L) 2コ
- ・青ねぎ (小口切り) 1本分
- ・粉ざんしょう 適宜
つくり方
1
なすはヘタを落として縦半分に切り、8mm厚さの斜め切りにする。かぶるくらいの水につけ、(浮かないように落としぶたをするとよい)2~3分間おく。ごぼうは包丁の背で皮をこそげ、ささがきにして水に5分間ほどさらしてアクを抜く。
2
【煮汁】は小鍋に合わせて温める。
3
1人分の柳川鍋2つにごぼうを半量ずつ敷き、水けを拭いたなすを半量ずつ並べる。2の【煮汁】を等分に張り、ふたをして中火にかける。
! ポイント
柳川鍋がなければ、小さめの土鍋に2人分をつくるとよい。
4
卵を1コずつ溶いておき、なすが柔らかくなったら、1コ分ずつ回し入れて、ふたをする。卵が半熟の状態で火を止めて、青ねぎを散らす。好みで粉ざんしょうをふってもおいしい。
! ポイント
卵は1コずつ割り、全体に卵が行き渡るように回しかけるのがポイント。
きょうの料理レシピ
2013/09/02
秋先どり!山海レシピ
このレシピをつくった人

柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
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