きょうの料理レシピ
テンパリング
油で熱したスパイスを油ごとカレーの仕上げに加える技法を、テンパリングと呼びます。スパイスの香りを強く引き立てたいときに、ぜひどうぞ。
写真: 今清水 隆宏
材料
(つくりやすい分量)
- ・コリアンダー 20粒
- ・黒こしょう (粒) 10粒
- ・カルダモン 3粒
- ・クローブ 3粒
- ・クミンシード 小さじ1/2
- ・シナモン 2cm
- ・サラダ油 大さじ3
つくり方
1
小さい鍋にサラダ油とすべてのスパイスを入れ、弱火にかける。
2
1分間ほどして、香りがたってきたら、そのままカレーに加える。
全体備考
《テンパリング》
油で熱したスパイスを油ごとカレーの仕上げに加える技法を、テンパリングと呼びます。タイミングは手順12。ガラムマサラを加える代わりにテンパリングを行います。スパイスの香りを強く引き立てたいときに、ぜひ。テンパリングする場合は、昭和の伝統チキンカレーの手順3で加えるスパイスをクミンシードだけにすると、香りのバランスがとれます。
きょうの料理レシピ
2013/04/18
谷原章介のザ・男の食彩
このレシピをつくった人
石崎 厳さん
1986年、株式会社中村屋に入社。2007年、本店料理長に就任。現在は料理長として味を守るだけでなく、カレーづくりの料理教室の講師や、食育活動なども行っている。
つくったコメント