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きょうの料理レシピ

ほっき貝と揚げ里芋の煮物

里芋を揚げてから煮ることで味がよくからみ、こっくりとした煮物に仕上がりますよ。ほっき貝の風味を移した煮汁で風味を味わいましょう。

ほっき貝と揚げ里芋の煮物

写真: 今清水 隆宏

材料

(2人分)

・ほっき貝 (下処理したもの) 2コ
・里芋 4コ(300g)
・しょうが (すりおろす) 20g
【A】
・だし カップ1
・酒 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ1+1/2
・みりん 大さじ1
・塩 適量
・かたくり粉 適量
・揚げ油 適量

つくり方

1

ほっき貝は縦に数本切り込みを入れて、縦半分に切る。

2

里芋は皮をむいて縦四つ割りにし、塩適量でもんでぬめりを取る。水けを拭き取り、かたくり粉を全体にまぶす。

3

170℃弱の揚げ油で里芋を4~5分間揚げる。竹串が通るようになったら紙タオルを敷いたバットに上げ、余分な油をきる。

! ポイント

里芋を揚げることで、煮る時間の短縮につながる。

4

鍋に【A】を合わせて中火で煮立て、1のほっき貝を入れてアクを取りながら軽く煮る。色が変わり、火が通ったらほっき貝を取り出す。

! ポイント

先にほっき貝を煮て、煮汁に風味を移す。

5

4の鍋に里芋を加えて2~3分間煮る。とろみが出てきたら、ほっき貝を鍋に戻し入れ、サッと煮合わせる。

6

器に盛り、しょうがをあしらう。

きょうの料理レシピ
2012/11/22 【地元の味をいただきます~北海道苫小牧市~】これは驚き!ほっき貝で新定番

このレシピをつくった人

斉藤 辰夫

斉藤 辰夫さん

大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。

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