ほっき貝の和風チヂミ
チヂミのしっとりとしたやさしい口当たりの中で、ほっき貝の歯ごたえが、心地よいアクセントになります。ほっき貝は2種類の切り方で食感の違いを楽しみましょう。
写真: 今清水 隆宏
*全量
材料
(つくりやすい分量・直径26cm1枚分)
- ・ほっき貝 2コ
- *下処理したもの。
- ・ねぎ 1本(120g)
- 【A】
- ・じゃがいも (すりおろす) 70g
- ・白玉粉 30g
- ・溶き卵 1コ分
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- 【酢じょうゆ】
- ・酢 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・一味とうがらし 少々
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ3
- ・ごま油 大さじ1弱
つくり方
ボウルに【A】のじゃがいも、白玉粉を入れて練り混ぜる。白玉粉がなじんだら【A】の残りの材料を入れて、よく混ぜる。
ほっき貝は1コは1cm四方に切り、もう1コは縦に1cm幅の細切りにする。ねぎは斜め薄切りにする。
別のボウルに2のほっき貝、ねぎを入れ、かたくり粉大さじ1をふり入れて全体にまぶす。1を加えてさらに混ぜる。
具にかたくり粉をまぶすことで、生地とのなじみがよくなる。
フライパンにサラダ油大さじ3を中火で熱し、3を平らにのばし、じっくりと焼く。焼き色がついたら裏返して軽く押さえながら焼く。同様に焼き色がついたら再度裏返し、ごま油大さじ1弱を加えて焼き上げる。
ごま油は鍋肌から回し入れ、ごまの香りをたたせる。
食べやすい大きさに切り、器に盛る。【酢じょうゆ】の材料を合わせて添える。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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