きょうの料理レシピ
里芋と白身魚の梅炊き
爽やかな梅干しのうまみをだしに引き出し、里芋や白身魚に含ませた、ひんやりと冷たい煮物。梅干しはつぶして、魚や里芋につけながら食べるとアクセントになり、ひときわ味が引き立ちます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/170 kcal
*1人分
調理時間
/45分
*冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・里芋 6コ(200g)
- ・米ぬか 適量
- ・白身魚 (すずき、ひらめ、たらなど季節のもの) 60g
- ・八方だし カップ1
- *全体備考参照。
- ・梅干し 2コ
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 大さじ3
- ・小松菜 1株(50g)
- ・糸がきがつお 適量
- ・塩
つくり方
1
里芋は里芋のあられ揚げ鶏そぼろあんの1と同様にゆで、水にさらし、水けをきる。
2
小鍋に1の里芋、八方だし、梅干しを入れて火にかける。沸騰したら火を弱めてコトコトと煮る。【A】を加え、味をみて、足りなければ塩少々を加える。梅干しの味がしっかり出ていればよい。
3
白身魚は皮と身の間に包丁を入れて、皮を引いて取る。一口大に切る。
4
2に3の切り身を入れ、火が通るまで煮る。火から下ろして粗熱を取り、冷蔵庫に約2時間入れて冷やす。
5
小松菜は熱湯でサッとゆで、冷水にとって絞る。3~4cm長さに切る。
6
4に5を浸してから器に盛り、糸がきがつおをのせる。
全体備考
【八方だしのつくり方】(つくりやすい分量)
1 鍋に水2リットル、昆布10g、削り節(かつお)30g、酒カップ1/2、みりんカップ1/4を入れて強火にかける。沸騰してきたらアクを取り、中火で約10分間煮立たせてアルコール分をとばす。
2 こし器に不織布の紙タオルを敷いて1をこし、よく絞る。
きょうの料理レシピ
2012/09/24
京の老舗直伝 日本料理のいろは
このレシピをつくった人
髙橋 義弘さん
一子相伝の卵料理を名物とする創業400年の京都老舗料亭の若主人。代々の味を守りつつ、現代的な日本料理にも積極的に取り組んでいる。
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