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きょうの料理レシピ

里芋のあられ揚げ鶏そぼろあん

丁寧な下ごしらえで、ねっちりした里芋のおいしさを存分に引き出します。柔らかく煮、冷やしながらじっくりと味を含ませるのがコツです。

里芋のあられ揚げ鶏そぼろあん

写真: 蛭子 真

エネルギー /320 kcal
調理時間 /60分

*冷蔵庫で味を含ませる時間は除く。

材料

(2人分)

・里芋 6コ(200g)
・米ぬか 適量
【煮汁】
・八方だし カップ1
*下準備参照。
・昆布 (4cm四方) 1枚
・みりん 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・塩 少々
・うす口しょうゆ 小さじ1
・ぶぶあられ 適量
*味のついていないものがよい。
・小麦粉 適量
・卵白 適量
【鶏そぼろあん】
・鶏ひき肉 30g
・手順4の煮汁 140ml
*煮汁が140mlに足りない場合は、その分、八方だしを加えて調整する。
・八方だし 70ml
*煮汁が140mlに足りない場合は、その分、八方だしを加えて調整する。
・しめじ (小房に分け、長さを半分に切る) 40g
・うす口しょうゆ 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1/2
【A】
・くず粉 15g
*水で溶いて沈殿させ、水けをきったもの。
・八方だし 大さじ3
・ほうれんそう (ゆでて1~1.5cmに切る) 1株(40g)
・しょうが (すりおろす) 適量
・揚げ油

下ごしらえ・準備

八方だしのつくり方(つくりやすい分量)

1 鍋に水2リットル、昆布10g、削り節(かつお)30g、酒カップ1/2、みりんカップ1/4を入れて強火にかける。沸騰してきたらアクを取り、中火で約10分間煮立たせてアルコール分をとばす。

2 こし器に不織布の紙タオルを敷いて1をこし、よく絞る。

つくり方

1

里芋は上下を切り、皮を縦にむく。鍋に里芋、かぶるくらいの水、米ぬかを入れて火にかける。10~15分間ゆで、竹串がスッと通るくらいになったら、水にさらす。再度水からゆでてぬか臭さを抜き、水にさらして水けをきる。

2

鍋に1の里芋、煮汁の八方だしと昆布を入れて火にかける。沸騰したら弱火にし、煮汁の調味料を順に加えて約5分間煮含める。

3

2をボウルに移し、底を氷水に当てて冷ます。できれば冷蔵庫に一晩おいて味を含ませるとよい。

4

3は昆布を除いて鍋に入れ、火にかける。沸騰したら火から下ろし、不織布の紙タオルを敷いたバットに里芋をのせて、余分な水分をとばす。煮汁はとっておく。

5

すり鉢にぶぶあられを入れ、すりこ木で少し粗めにつぶす。4の里芋に小麦粉をまぶし、卵白にサッとくぐらせて、ぶぶあられを全体につける。

6

170℃の揚げ油で、表面がカラリとするまで揚げ、余分な油をきる。

7

【鶏そぼろあん】をつくる。鍋に4の煮汁、八方だし、鶏ひき肉を入れて火にかける。沸騰したらアクをすくい、火を弱めてしめじを加える。うす口しょうゆ、しょうゆを加えてサッと煮る。

8

【A】を合わせて加え、とろみをつける。最後にほうれんそうを加える。器にあんを入れ、6の里芋を並べ入れる。しょうがを添える。

きょうの料理レシピ
2012/09/24 京の老舗直伝 日本料理のいろは

このレシピをつくった人

髙橋 義弘

髙橋 義弘さん

一子相伝の卵料理を名物とする創業400年の京都老舗料亭の若主人。代々の味を守りつつ、現代的な日本料理にも積極的に取り組んでいる。

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