豚肉となすの昆布煮オクラかけ
豚肉の煮物が、ねばねばオクラでパワーアップ!豚肉のうまみを含んだ煮汁で、なすがおいしく煮上がります。温かいままでも冷やしても、ご飯にかけて丼にしても楽しめます。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
材料
(2人分)
- ・豚こま切れ肉 200g
- ・なす 2本
- ・昆布 (10cm四方) 1枚(5g)
- ・オクラ 4本
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ3弱
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ2
- ・みりん 大さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 1かけ分(15g)
- ・塩
つくり方
昆布は湯カップ2につけて10分間おき、柔らかく戻して細切りにする。戻し汁はとっておく。
昆布は水ではなく湯につけることで、短時間で戻せる。
なすはヘタを取って縦半分に切り、皮のほうに斜めに切り目を1cm間隔に入れ、長さを斜め半分に切る。
なすに切り目を入れることで煮汁がよくしみ込む。
オクラはガクを取って塩少々をもみ込み、熱湯で2~3分間ゆでて冷水にとる。水けを拭き、包丁で細かく刻み、さらにたたいて粘りをしっかり出す。
鍋に昆布の戻し汁、豚肉を入れて強めの中火にかける。煮立ったら弱火にしてアクを取り、昆布、なす、【A】を加える。オーブン用の紙の中央に丸い穴を開けて落としぶたにし、弱めの中火で15分間煮る。
器に盛り、オクラをのせて、しょうがをあしらう。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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