カルボナーラ
最も基本のカルボナーラは、生クリーム、卵黄、粉チーズのソースにゆでたパスタをからめたスタイルです。シンプルだからこそ、きっちりとつくってみて。
写真: 榎本 修
*1人分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティーニ 150g
- 【ソース】
- ・生クリーム 大さじ2
- ・卵黄 2コ分
- ・粉チーズ 大さじ4
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
- ・塩 大さじ1+1/3~2
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
つくり方
大きめの鍋に水2~3リットルを入れ、ふたをして強火にかける。
1の鍋の湯が沸騰したらふたを取り、塩、パスタの順に入れる。パスタを湯の中に沈め、袋の表示時間どおりにタイマーをスタートさせて強めの中火にし、時々混ぜながらゆでる(ロングパスタのゆで方参照)。
大きめのボウルに生クリーム、卵黄を入れる。菜ばしで卵黄をくずしながら、溶くようによく混ぜる。
あとでゆでたパスタを加えるので、大きめのボウルで混ぜること
3に粉チーズを4~5回に分けて加え、なめらかになるまで混ぜ合わせる。黒こしょうを加えてサッと混ぜる。
パスタがゆで上がったらざるに上げ、水けをきる。
パスタとソースがからむように、ゆで汁大さじ1~2を取り分けておいても
パスタが温かいうちに、4のボウルに加える。
菜ばしなどで手早くあえる(混ざりにくいときは、取り分けたゆで汁を加える)。ソースが全体に行き渡ったら器に盛り、黒こしょうをふる。
《知ってる?カルボナーラとは炭焼き職人のこと》
カルボナーラとは、イタリア語で炭焼き職人という意味。粗びきの黒こしょうが、炭焼き職人の炭の粉のようなイメージなど諸説があります。こしょうをたっぷりとふって仕上げます。
《これも大事!残った卵白は、汁物に使って》
カルボナーラは、卵黄だけを料理に使う場合もあります。残った卵白は捨てずに、溶きほぐしてからみそ汁などの汁物の仕上げに加えてサッと煮るのがおすすめ。ふんわりとした口当たりになります。
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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