甘辛味の卵焼き
砂糖としょうゆを加えた卵焼きです。一度つくったら、調味料の分量はお好みでどうぞ。卵焼き器がなくても、18cmのフライパンでつくれます。
写真: 榎本 修
*1人分
*粗熱を取る時間は除く。
材料
(2人分)
- ・卵 3コ
- ・大根 3cm(90g)
- ・サラダ油 適量
- 【調味料】
- ・塩 少々
- ・砂糖 小さじ1/2強
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・しょうゆ 少々
つくり方
ふきんは水でぬらし、水けを絞っておく。サラダ油を入れたボウルに、小さく折りたたんだペーパータオルを入れ、油をしみ込ませておく。
かたく絞ったぬれぶきんと、油をしみ込ませたペーパータオルは卵焼きづくりの必須アイテム
調理台やまな板に卵の側面を水平にぶつけてひびを入れ、殻を割ってボウルに中身を落とす。菜ばしで卵黄をくずし、ざっとほぐす。
菜ばしで卵白を何度かすくって切りながら、泡立てないように、なめらかになるまでよく溶きほぐす。
【調味料】の材料を順に加え、よく混ぜ合わせる。
直径18cmのフライパンを中火にかける。1のペーパータオルを菜ばしで持ち、フライパンの底面をまんべんなくふくようにして、サラダ油を薄くぬる。
約20秒間熱したら、ぬれぶきんに約2秒間のせ、フライパンの底を冷ます。
フライパンを熱しすぎて卵液を流すと、あっという間に固まってしまうので、いったん冷ます
フライパンを中火にかけ、すぐに卵液の1/3量を流し入れる。フライパンを傾けながら、全体に広げる。
卵の縁が固まってきたら、手前の卵を菜ばしで持ち上げながら、向こう側に折り返すように巻く。
フライパンのあいたところを1のペーパータオルでふき、サラダ油を薄くぬる。巻いた卵を手前に寄せ、フライパンの向こう側にもサラダ油を薄くぬる。
残りの卵液の1/2量を流し入れて広げる。巻いた卵を菜ばしで軽く持ち上げ、その下にも卵液を流す。8、9を繰り返して残りの卵液(3回目)を流し、同様に巻く。
焼いた卵の下にも卵液を流して。そうすると、卵がくっついてきれいに巻ける
卵を菜ばしで軽く押さえ、表面を約20秒間ずつ焼く。
卵焼きをまな板などに取り出し、ペーパータオルをかぶせて手で押さえ、形を整える。粗熱を取って食べやすい大きさに切る。大根は皮をむき、おろし器ですりおろしてざるに上げ、汁けをきる。器に卵焼きを盛って大根おろしを添え、しょうゆをかける。
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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