あじの塩焼き
身がくずれないように、ていねいに焼くのがポイント。あじそのもののおいしさを堪能(たんのう)できます。
写真: 榎本 修
*1人分
*あじに塩をふっておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・あじ (塩焼き用の尾頭付き) 2匹(300g)
- ・しょうがの甘酢漬け (市販/薄切り) 20g
- ・塩 小さじ1/2
- ・酢 適量
つくり方
あじはペーパータオルで軽く押さえるように水けをふく。まな板に足付きの網などをのせ、あじを並べる。20~30cm高さのところから、塩小さじ1/4を全体にふり、あじを裏返して同様に塩小さじ1/4をふる。そのまま約10分間おいて塩をなじませ、ペーパータオルで軽く押さえるようにさらに水けをふく。
あじは両面に、まんべんなく全体に塩をふり、余分な水分を取り除いて。
ガス台の魚焼きグリル(または焼き網)を約30秒間強火で熱し、火を止める。ペーパータオルに酢をしみ込ませて網の表面にぬり、あじの盛りつけたときに表になる面(頭が左、腹が手前)を下にしてのせる。中火で5~6分間焼き、裏返してさらに6~7分間焼く。器に盛って、軽く汁けを絞ったしょうがの甘酢漬けを添える。
焼き色がついたら菜ばしで裏返し、両面を色よく焼いて。ここでは上火のみある魚焼きグリルの場合。上下から同時に焼き上げる両面焼きグリルの場合は、調理の途中で裏返す必要はない。また、受け皿に水を入れるタイプと、入れずに使うものがある。取扱説明書を見て、指示どおりに調理を行う。
【あじのおろし方】
◆塩焼き用の尾頭付き◆
エラぶたの中にあるエラ、腹ワタ(内臓)を取り除いて(盛り付けたときに見えないように、裏の面に切り込みを入れて、腹ワタを取り除く)水で洗い、ゼイゴ(尾の近くにある堅いウロコ)を取り除いたもの。全体が銀色に光り、目に濁りがないものを選ぶ。
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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