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きょうの料理レシピ

黒糖かりんとう

どこか懐かしさを感じさせるお菓子「かりんとう」。実は材料もつくり方も意外にシンプルなので、お菓子初心者でも、きっと大丈夫!カリッ、ポリッといい音をさせてちょっと一服しませんか?

黒糖かりんとう

写真: 蛭子 真

エネルギー /790 kcal

*生地1/2量分

調理時間 /45分

*生地を休ませる時間、冷ます時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/約150本できる)

・薄力粉 180g
・グラニュー糖 20g
・ベーキングパウダー 小さじ2(6g)
・牛乳 95ml
・打ち粉 (強力粉) 適量
【あめ】*揚げ上がり約150gに対してのあめの分量。つくり方の4、7参照 。
・黒砂糖 50g
・水 カップ1/4
・サラダ油

つくり方

生地をつくる
1

ボウルに、薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダーをふるい入れる。

2

牛乳を加え、生地がまとまって滑らかになるまで練る。生地をラップで包んで、冷蔵庫で30分間ほど休ませる。

3

台の上に打ち粉をふり、2の生地を4~5mm厚さに麺棒でのばす。

! ポイント

のばしたい厚さの板をおいて麺棒を転がすと、均一にのばしやすい。

4

生地を5mm幅、5cm長さに切る。

! ポイント

次の揚げる工程と【あめ】にからめる工程は、生地の1/2量ほどが扱いやすいので、2度に分けて作業をするのがおすすめ。生地は冷蔵庫で2日間保存できる。切れ端は「つぶつぶかりんとう」に使う。

揚げる
5

揚げ鍋にサラダ油を180℃に熱する。4の生地を数本ずつ入れ、網じゃくしなどで表裏を返しながら5分間ほどじっくり揚げる。

6

揚げ上がったら、油をきっておく。

【あめ】をからめる
7

鍋に黒砂糖と水を入れ、中火にかける。黒砂糖が溶け、細かい泡が出てきたら6を加える。へらでよく混ぜ、かりんとうが1本ずつ離れて、【あめ】がまんべんなくからむまで加熱する。

8

オーブン用の紙の上に広げて冷ます。

! ポイント

冷めたら、密封できる袋や容器に入れて保存を。2週間を目安に食べきる。

全体備考

【つくる前にちょっと覚えておきたいこと】
今回のかりんとうのように、薄力粉を使って揚げ菓子をつくる場合は、分量どおりのベーキングパウダーと砂糖を加えることで、破裂を防ぐことができます。粉と水だけで練った生地を揚げると、揚がった表面が膜のようになり、中の空気の逃げ場がなくなって破裂することがあるためです(商品パッケージにも同様の注意書きがあります)。

【形をアレンジして】
つぶつぶかりんとう
ねじりかりんとう

きょうの料理レシピ
2012/05/22 しあわせおやつ

このレシピをつくった人

上田 悦子

上田 悦子さん

神戸市内で30年以上お菓子教室を主宰し、洋菓子店をもつ。新しい素材を使ったお菓子や、基本のお菓子をよりおいしく進化させる研究も欠かさない。

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