きょうの料理ビギナーズレシピ
ゴーヤーチャンプルー
「夏野菜」の栄養丸ごとビタミンたっぷりレシピ。沖縄の郷土料理をわが家でも。
写真: 榎本 修
エネルギー
/210 kcal
*1人分
調理時間
/15分
*豆腐の水けをきる時間はのぞく。
材料
(2人分)
- ・ゴーヤー (にがうり/縦半分に切ったもの) 1/2本(100g)
- ・木綿豆腐 1/2丁(150g)
- ・豚肩ロース肉 (薄切り) 50g
- ・卵 1コ
- ・塩 適量
- ・こしょう 適量
- ・サラダ油 大さじ1/2弱
- ・ごま油 大さじ1/2弱
- ・しょうゆ 小さじ1
つくり方
豆腐、ゴーヤーの下ごしらえをする
1
豆腐はざるにのせて約15分間おいて水けをきり、ペーパータオルで水けをふく。ゴーヤーは水で洗い、ふきんなどで水けをふく。ワタと種を取り除き、横に5mm幅に切ってボウルに入れる。塩小さじ1/4をふってもみ、約5分間おいて水けを軽く絞る。
! ポイント
ゴーヤーは、白い部分をスプーンでこそげるようにワタと種を取り除く。塩もみすれば苦みが和らぎ、グンと食べやすくなる。
その他の下ごしらえをする
2
豚肉は重なったまま3cm長さに切り、手で1切れずつほぐして両面に塩・こしょう各少々をふる。ボウルに卵を溶きほぐし、塩・こしょう各少々を加えてよく混ぜる。
炒める
3
フライパンにサラダ油、ごま油を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。豚肉の色が変わったら、ゴーヤーを加えてサッと炒め合わせる。強火にし、豆腐を手でおおまかにちぎりながら加え、1~2分間炒める。塩小さじ1/2弱をふって、しょうゆを回し入れ、手早く混ぜる。溶き卵を流し入れて大きく混ぜながら炒め、卵に火が通ったら器に盛る。
全体備考
●夏野菜は、体の熱を取る。東洋医学では、トマトやきゅうり、なすを食べると、熱を取り去るとされ、熱があるときや、暑気あたりに効果があるといわれています。栄養学的には、どれもカリウムが豊富です。カリウムは汗をかいたときに汗とともに失われるので、夏は積極的にとるのがおすすめです。ただし、冷房などで冷えた体には逆効果の場合もあるので、注意が必要です。
きょうの料理ビギナーズレシピ
2007/07/02
夏の快適食生活
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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