蒸し野菜
野菜は蒸してストックしておくことで栄養分も流失せずに、煮物などにする調理時間も短くなるので、登場回数がグンと増えます。いいことずくめの下ごしらえですよ。
写真: 鈴木 雅也
*大根(6枚分)35kcal にんじん(8枚分)30kcal かぶ(葉も含む) 40kcal ごぼう(1/2本分)50kcal ブロッコリー(1/2コ分)35kcal カリフラワー(1/2コ分)40kcal
*大根20分 にんじん15分 かぶ10分 ごぼう15分 ブロッコリー10分 カリフラワー10分
材料
- ・大根 適量
- ・にんじん 適量
- ・かぶ (葉も含む) 適量
- ・ごぼう 適量
- ・ブロッコリー 適量
- ・カリフラワー 適量
- ・そのほか好みの野菜 適量
下ごしらえ・準備
大根
1 好みで皮をむき、1~1.5cm厚さの半月形に切って18~20分間蒸す。
にんじん
2 皮付きのまま、1cm厚さの輪切りにして13~15分間蒸す。
かぶ
3 茎を2cmほど付けて切り落とし、皮付きのまま6等分のくし形に切って4~5分間蒸す。葉は1~2分間蒸す。
ごぼう
4 皮をたわしでこすって洗い、半分は2~3mm厚さの斜め切りにし、半分は縦に数本切り目を入れて皮むき器でささがきにする。それぞれ水にさらし、1~2回水をかえて水けをきる。斜め切りは5~6分間、ささがきは約2分間蒸す。
ブロッコリーとカリフラワー
5 4〜5㎝長さに切って小房に分け、下側から茎に切り目を入れる。残りの茎は根元を落として皮をむき、食べやすく切る。4~5分間蒸す。
つくり方
底の広い鍋に水を3cmほどの高さまで入れ、蒸し網をセットする。
折りたたみ式の蒸し網でも、足付きの網でも。鍋底に紙タオルを敷いて耐熱性の器を伏せて置き、その上に平らな網をのせてもよい。
蒸し網に野菜をのせてふたをし、強火にかける。沸騰したら中火にし、中心にやっと竹串が刺さるくらいまで蒸す。
蒸し網に全部のらない場合は、大根、にんじんなど火の通りにくい野菜から先に蒸すとよい。
かぶの葉など、すぐ火が通るものは、途中で上にかぶせるようにしてのせる。
蒸し上がったものから順次取り出し、葉ものはすぐにあおいで冷ます。密封容器に入れ、ふたをして冷蔵庫へ。
《保存期間》
かぶの葉は1〜2日間、そのほかの野菜は冷蔵庫で2~3日間。
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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