えびとあさりとチンゲンサイの炒め物
プリップリのえびがおいしい「免疫力強化レシピ」です。少なめの塩分でも、魚介のうまみに、ねぎ、しょうがの香りを生かせばおいしく仕上がりますよ。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・えび (殻付き) 6匹(正味100g)
- ・あさり (むき身) 40g
- ・チンゲンサイ 2株
- 【A】
- ・卵白 大さじ1/2
- ・かたくり粉 大さじ1/2
- ・ねぎ (細いもの) 1/2本(30g)
- ・しょうが (薄切り) 5g
- 【B】
- ・チキンスープ 大さじ2
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに溶く。
- ・酒 大さじ1
- ・塩
- ・かたくり粉
- ・こしょう
- ・サラダ油
つくり方
えびは殻をむいて背ワタを取る。塩少々とかたくり粉小さじ1でもみ、水で洗って紙タオルなどで水けを拭く。ボウルに入れて塩・こしょう各少々で粘りが出るまでよくもみ、【A】を順にしっかりまぶす。
チンゲンサイは葉と軸に分け、葉はザク切りに、軸は縦に薄いくし形に切り、水で洗って水けをきる。ねぎは1.5cm幅の斜め切りにする。
1のえびと2のチンゲンサイの軸を、熱湯でサッとゆでて水けをきる。
フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、ねぎとしょうがを香りがしっかりたつまで炒め、【B】とあさりを順に加える。あさりの汁が出てきたら、3のえびとチンゲンサイの葉と軸を加える。塩・こしょう各少々で味を調え、強火にして水分をとばしながら炒める。
◆肝・腎機能アップポイント◆(解説:本多 京子)
【えびは肝臓の修復に役立つ成分あり!】
えびは肝細胞の修復に役立つタウリンを豊富に含む食材。かたくり粉でしっかりもむと、臭みがぬけてプリプリの食感に。
【チンゲンサイでビタミン補給】
カロテンやビタミンCなどを含むチンゲンサイ。軸の部分は薄いくし形に切ると火の通りが早くなり、シャキシャキの食感が残る。
【ねぎ&しょうがで腎機能アップ】
ねぎとしょうがには体を温める成分が含まれ、血流をよくして代謝アップに役立つ。また、最初に炒めて香りをたたせ、塩分控えめでも満足感を出すのがポイント。
【あさりのうまみで塩分オフ】
あさりもえびと同様、タウリンを含むのでおすすめ。また、うまみが強いので、塩分控えめでもおいしく仕上がる。
このレシピをつくった人
菰田 欣也さん
調理師専門学校を経て、19歳から陳建一氏に師事し、現在は中華料理レストランオーナーシェフ。2004年の中国料理世界大会(中国・広州)、個人熱菜部門で日本人初の金賞を受賞。
プロならではのコツを押さえた、家庭でもつくりやすいレシピで、講習会やテレビ、雑誌などで幅広く活躍中。
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