きょうの料理レシピ
里芋の揚げだし
里芋のおいしさを最大限に楽しめる一品です。ふんわりとした衣に調味だしをほどよく含ませて、いただきましょう!
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/240 kcal
*1人分/調味だしを全量で計算。
塩分/4.3 g
*1人分/調味だしを全量で計算。
調理時間
/40分
材料
(2人分)
- ・里芋 (大) 3~4コ
- 【調味だし】
- ・水 カップ1
- ・しょうゆ カップ1/4
- ・みりん カップ1/4
- ・削り節 1つかみ
- ・大根 200~250g
- ・しょうが 30g
- ・かたくり粉
- ・揚げ油
つくり方
1
里芋は洗って泥を落とし、皮ごと水からゆでる。沸騰後、約25分間ゆで、柔らかくなったら湯をきる。大根、しょうがは皮をむいてすりおろす。
! ポイント
皮ごとゆでると、皮の下のぬめりにある栄養とおいしさを失わない。皮もツルリときれいにむける。
2
1の里芋が熱いうちに、堅い部分を切り落とす。熱の当たりがやわらぐように、布巾で包んで皮をむき、手でギュッと握ってつぶす。
3
2の里芋に、かたくり粉をたっぷりまぶす。
! ポイント
かたくり粉は多めにまぶして揚げると、しっかりとした衣になり、【調味だし】をよく含む。
4
小さめのフライパンに揚げ油を1cmほどの深さまで入れて弱火にかけ、菜箸を入れて小さな気泡が出るくらいまで熱する。3の里芋を入れ、表面がこんがりするまでしっかりと揚げる。
5
里芋を揚げるのと同時に、【調味だし】をつくる。材料を小鍋に入れて弱火にかけ、ひと煮立ちさせたらざるでこす。4を器に盛り、1の大根おろしとおろしたしょうがをのせて、【調味だし】をかける。
きょうの料理レシピ
2016/10/25
秋のベストレシピ
(初回放送日:2011/11/03)
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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