おやき
いまや長野の名物となったおやき。もっちりとした食感のポイントは焼いてから蒸すことです。好きなあんを包みましょう。
写真: 広瀬 貴子
*170kcal(なすのみそ炒め1コ分) 、170kcal(かぼちゃあん1コ分) 、160kcal(切り干し大根1コ分)
*あんをつくる時間、生地をねかせる時間は除く。
材料
(12コ分)
- ・中力粉 300g
- *なければ薄力粉でもよい。
- 【A】
- ・熱湯 カップ1
- ・サラダ油 小さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・中力粉 適量
- *打ち粉用。なければ薄力粉でもよい。
- ・サラダ油
- 【なすのみそ炒め】*4コ分。T10分
- ・なす 2コ
- ・青じそ (5mm角に切る) 2枚
- ・サラダ油
- ・みそ
- ・砂糖
- 【かぼちゃあん】*4コ分。T15分
- ・かぼちゃ 200g
- ・サラダ油
- ・砂糖
- ・しょうゆ
- ・塩
- 【切り干し大根】*4コ分。T15分 *切り干し大根を戻す時間は除く
- ・切り干し大根 (乾) 20g
- ・にんじん 30g
- ・油揚げ 1/2枚
- ・サラダ油
- ・しょうゆ
- ・砂糖
下ごしらえ・準備
【なすのみそ炒め】をつくる
1 なすはヘタを落として5mm厚さの半月形に切り、水にさらして水けをきる。
2 フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、なすを入れて中火でサッと炒める。ふたをして弱火で5分間蒸し焼きにする。
3 しんなりしたら、みそ・砂糖各大さじ2を加えてからめる。青じそを加え、4等分にしておく。
【かぼちゃあん】をつくる
4 かぼちゃは皮をむき、細切りにする。
5 フライパンにサラダ油小さじ1を熱し、かぼちゃを入れてサッと炒める。水カップ1/4を加え、ふたをして5分間蒸し煮にする。
6 柔らかくなったら砂糖大さじ1、しょうゆ小さじ1、塩一つまみを加えてざっと混ぜ、4等分にして丸めておく。
【切り干し大根】をつくる
7 切り干し大根はたっぷりの水に15分間つけて戻し、水けを絞って1cm長さに切る。にんじん、油揚げは3cm長さのせん切りにする。
8 鍋にサラダ油小さじ2を熱し、中火でにんじん、切り干し大根の順に炒め、水カップ1、油揚げ、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ2を加える。落としぶたをして汁けがなくなるまで煮て、4等分にしておく。
つくり方
【A】を混ぜ合わせておく。ボウルに中力粉を入れ、菜箸で混ぜながら【A】を回し入れる。
全体に湯がなじんだら、手で混ぜてひとまとめにする。
まな板や台に取り出し、手のひらの付け根で手前から奥に押し込むようにして、全体がなめらかになるまで2~3分間練る。
ボウルに入れて、ラップをし、15~20分間常温でねかせる。
4を12等分にして丸め、打ち粉少々をつけ、直径約10cmにのばす。
1コ分のあんを生地の中央に置き、周囲の生地を寄せてひだをつくりながら包み、口をしっかり閉じる。
閉じ口を下にし、軽くつぶし、回転させて形を円く整える。
フライパンにサラダ油を薄くなじませ、7を並べる。弱火で両面がこんがり色づくまで焼く。
蒸気の上がった蒸し器に入れ(おやきが重なってもよい)、中火で10分間蒸す。
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
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