基本のそうめん
そうめんのゆで方も、コツを知ると知らないとでは大違い。つゆを手づくりし、具や薬味も添えれば、グンと充実の一品に。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*そうめんのつゆを冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
- ・そうめん 4ワ
- 【そうめんのつゆ】
- ・だし カップ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ2+1/2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・鶏ささ身 2本
- ・生しいたけ 2枚
- ・きゅうり 1/2本
- 【錦糸卵】
- ・卵 1コ
- ・砂糖 小さじ1
- ・ねぎ (白い部分) 1/3本分
- ・青じそ 2枚
- ・みょうが 1コ
- ・しょうが 2かけ
- ・白ごま 適量
- ・塩
- ・サラダ油
下ごしらえ・準備
そうめんのゆで方
1 差し水用にカップ1の水を用意する。たっぷりの湯を沸かし、そうめんをバラバラになるように広げて入れる。
2 すぐに全体を混ぜ、沸いてきたらカップ1/2の差し水をする。再沸騰したら残りの水を加える。
3 再び沸騰したら、そうめんをざるにあけて水けをきる。すぐに冷水に入れ、流水をかけながら、粗熱が取れるまで洗う。
4 そうめんが冷えたらざるに上げ、水けをよくきる。長く水につけるとのびてしまうので注意。
つくり方
【そうめんのつゆ】をつくる。鍋にだしを入れ、沸いたところに調味料を加え、ひと煮立ちさせる。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
鶏ささ身は筋を除き、しいたけは軸を切る。ともに塩少々をふり、焼き網または魚焼きグリルで火が通るまで焼く。ささ身は熱いうちに粗く裂き、しいたけは薄切りにする。きゅうりは塩少々をまぶして板ずりし、短冊形に切る。
ささ身としいたけは網で焼く。しいたけはかさを下にして裏返さず、水けが出てくるまで焼く。
【錦糸卵】をつくる。卵に砂糖を加えて溶く。卵焼き器またはフライパンに薄くサラダ油をひき、卵液少々を流して広げ、薄焼き卵を焼く。これを繰り返し、重ねて5cm長さのせん切りにする。
流した卵の表面が乾いてきたら、下に菜箸を入れて持ち上げ、裏返してサッと焼く。
ねぎは2cm長さに切り、縦に切り目を入れて芯を除く。繊維に沿ってせん切りにする。青じそもせん切りにし、みょうがは薄い小口切りにする。しょうがはすりおろす。
ねぎは繊維と平行にせん切りにする。
そうめんをゆでて(下ごしらえ・準備参照)器に盛り、氷水をはる。2~4、白ごま、1のつゆを添える。
基本のそうめんのアレンジレシピはこちら
バンバンジーそうめん
そうめんチヂミ
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
つくったコメント