きょうの料理レシピ
いかの鉄砲焼き
いかや具の下ごしらえをしておけば、仕上げは簡単。トマトの酸味とみそ風味が食欲をそそります。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/520 kcal
*全量
調理時間
/20分
*いかをつけ込む時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・いか 2はい
- *するめいかなど。
- ・トマト 1コ
- ・さやいんげん 4本
- ・しょうが (すりおろす) 1かけ分(20g)
- ・甘長とうがらし (赤) 適量
- *ししとうがらしなどでもよい。
- ・甘長とうがらし (緑) 適量
- *ししとうがらしなどでもよい。
- ・しょうゆ
- ・酒
- ・みそ
下ごしらえ・準備
いかのおろし方
1 エンペラを上にして置き、胴に指を入れて足と胴がついている部分の筋を爪で切り、足と内臓を静かに引き抜く。
2 胴は中の軟骨を引き抜いて洗う。足の上についている茶色のキモから黒いすみ袋をはずし、まな板が汚れないようにする。
3 足の上に縦に切り目を入れて中の堅いクチバシを除き、キモを切ってはずす。
4 目の上に切り目を入れ、手でそっと目を下から押し出す。目の周辺の軟骨を包丁でそぎ切る。
5 足の吸盤を片側にそろえて包丁を当て、足を引っ張るようにして吸盤をこそげ取る。足の先端も少し切り落とす。
つくり方
1
いかはおろし(下ごしらえ・準備参照)、胴と足をバットに入れる。しょうゆ大さじ2、酒大さじ1をからめて30分間つけ込み、下味をつける。
2
いかの足を熱湯で1分間ゆで、2cm長さに切る。
3
トマトは湯むきし、小さめの角切りにする。ボウルにトマト、みそ30g、しょうがを合わせてあえ、2も加えて混ぜる。さやいんげんはガクを除いてゆでる。
4
いかの胴に3を詰め、口をようじでとめる。甘長とうがらしとともにBBQグリルで焼く。
! ポイント
胴の中をよく洗い、水けを拭いてから具を詰め、口をようじでしっかりとめる。
きょうの料理レシピ
2011/08/02
【夏の青年隊まつり】ぼくらのBBQ
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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