なすの焼きびたし
なすを薄く切って油でしんなりと焼いたら、だしじょうゆにつけ込むだけ。うどんやそうめんのお供にもいいです。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*つけ汁を冷ます時間、つける時間は除く
材料
(2人分)
- ・なす 2コ
- ・みょうが 2コ
- ・一味とうがらし 適量
- 【A】
- ・だし カップ1
- ・みりん 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・塩 少々
- ・サラダ油 大さじ1
- ・酒 大さじ1
つくり方
なすはヘタを落とし、縦に2~3mm厚さに切ってサッと水で洗い、水けを紙タオルなどで拭く。
みょうがはせん切りにする。
鍋に【A】を合わせて火にかけ、軽く沸いたら別の容器に入れて冷ます。
フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火にかけ、なすの半量を重ならないように並べて片面を香ばしく焼く。
なすを裏返して一味とうがらし少々をふり、酒大さじ1を加えてふたをし、30秒間ほど蒸し焼きにする。
なすはしんなりするまで蒸し焼きにする。
3のつけ汁に15分間以上つけ込む。残りのなすも同様に焼き、つけ汁につけ込む。
熱いうちにつけ汁に入れると、味がよくしみ込む。
器に6のなすとみょうがを盛り、つけ汁をかける。好みで一味とうがらし少々をふる。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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