梅干し 紅しょうが 3-赤じそ漬け
つくり方
赤じその葉を摘む。このとき、傷んでいる葉や色づきの悪い葉は、かびの原因になる可能性があるので除く。
☆6月下旬~7月上旬☆
大きめのボウルに赤じそを入れ、たっぷりの水で押し洗いをし、ざるに上げて水けを絞る。ボウルの水をかえて同様に水がきれいになるまで数回洗い、水けをよく絞る。
赤じそをボウルに戻し入れ、約半量の粗塩をふり、手で全体にまぶすようになじませる。塩が溶けるまでよくもみ、濁ったアクが出てきたらしっかり絞る。
ボウルを洗って、赤じそを戻し入れ、残りの塩の約半量をふる。同様に手でよくもみ、アクを出して絞る。もう一度繰り返して計3回アクぬきをする。
赤じそを堅く絞ったら、ガラスのボウルに移す。塩漬けした漬物容器から白梅酢カップ1~2をとり、赤じそに回しかけて、ほぐす(この梅酢を赤梅酢という)。
塩漬けした漬物容器の中から、ヒタヒタ程度まで白梅酢を取り出す。
玉じゃくしの底で軽く押さえても、白梅酢が入ってこないくらいまで減らす。
5の赤じその半量を全体に広げ、その上に新しょうがを並べる。
残りの赤じそをのせ、ボウルに残った梅酢も入れ、全体がなじむようにグルリと容器を回す。
このとき、梅酢の表面から赤じそや新しょうがが出ていると、かびの原因になる。足りなければ、おもしをしたときにヒタヒタになるくらいまで白梅酢を足す。
梅の重量の半分(1.5kg)のおもしをのせ、ふたをする。この状態で涼しい場所に置き、梅雨明けを待つ。
◆◆梅干し 紅しょうがの手順◆◆
梅干し 紅しょうが 1-梅の塩漬け
梅干し 紅しょうが 2-新しょうがの塩漬け
梅干し 紅しょうが 4-土用干し
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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