きょうの料理レシピ
小豆がゆ
小豆のゆで汁を使った栄養たっぷり小豆がゆ!香ばしい味わいが米の甘さと相まって、口いっぱいに広がります。
写真: 鈴木 誠一
エネルギー
/260 kcal
*1人分
調理時間
/60分
材料
(2人分)
- 【ゆで小豆】
- ・小豆 0.5合(90ml)
- *ゆでやすい分量。新物の場合はそのまま使う。ひね物の場合は、3倍以上の分量の水に浸して一晩おき、水けをきって使う。
- ・水 2合(360ml)
- ・米 0.5合(90ml)
- ・切りもち 1コ
- ・塩
つくり方
1
ゆで小豆をつくる。小豆をサッと洗って小鍋に入れ、分量の水を加えて中火にかける。湯気が上がって小豆がおどってきたら弱火にし、ゆでこぼさずにそのまま40分間ゆでる。粗熱が取れるまで冷ましてゆで汁と小豆を分け、ゆで汁もとっておく。
2
小豆をゆでる間に米はサッと洗って水けをきり、30分間浸水させて再び水けをきる。
3
鍋に2と、1のゆで小豆の半量を入れる。小豆のゆで汁(約1合〈180ml〉弱)と水を合わせて3.5合(630ml)にし、鍋に加える。
! ポイント
残ったゆで小豆は、かぼちゃやれんこんと煮て「いとこ煮」にしたり、甘く煮てホットケーキにかけたりするとよい。
4
鍋を中火にかけ、湯気が上がって米がおどってきたら火を弱める。米が少し対流するくらいの火加減で約20分間炊く。その間にもちを焼き、1/4程度の大きさにちぎる。
! ポイント
小豆にようやく汁がかぶるくらいの水分量になり、食べるとやや堅いと感じる程度に炊く。炊いている途中、小豆の顔が水面から外に出たら、適宜水を足す。
5
かゆが炊けたら塩少々で味を調え、器に盛って4の焼きもちをのせる。混ぜて焼きもちに汁けを吸わせて食べる。
きょうの料理レシピ
2010/01/06
ゆっくりがおいしい!
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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