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きょうの料理レシピ

土用干し

晴天が3日間ほど続く時期を見極めて行いましょう!太陽の強い日差しが味わいをいっそう強くしてくれますよ。

土用干し

写真: 鈴木 雅也

材料

(つくりやすい分量)

つくり方

1

瓶から赤じそを取り出して絞り、赤梅酢を乾いた容器にあける。を乾いた平ざるやトレーなどに取り出してやや間隔をおいて並べ、赤じそもほぐしていっしょにのせる。

2

日中のみ、3日間くらいを目安に天日に干し、時々ひっくり返してがやや白っぽく粉がふいたようになったら完了。赤梅酢も一日天日に当てて日光消毒するとよい。どちらも雨に当てないよう注意し、雨天の場合は一日延期する。

3

赤じそは乾いた箸などを使って、清潔で乾いた保存用の密閉容器に移す。赤梅酢をかぶるくらい注ぎ入れ、密閉して常温で保存する。

全体備考

◆梅干しづくりダイジェスト◆
6月中旬~下旬【下漬け】
     ↓
(2~5日後)白梅酢が上がる
     ↓
6月下旬~7月上旬【赤じそ漬け】
     ↓
7月20日ごろ【土用干し】(本レシピ)
     ↓
     保存

保存場所:常温
食べごろ:1週間~1年

いよいよ梅干しづくりのハイライト、土用干しです。
土用(立秋の前の18日間)の晴天が3日間ほど続く時期を見きわめて行いましょう。太陽の強い日ざしが水分をとばして梅の皮や果肉を柔らかくし、味わいをいっそう深いものにしてくれます。

◆梅干をつくる工程◆
赤じそ漬け
梅の下漬け

きょうの料理レシピ
2001/06/04

このレシピをつくった人

奥村 彪生

奥村 彪生さん

(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。

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