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きょうの料理レシピ

なすと牛肉のピリ辛みそ炒め

大ぶりに切り、じっくりと炒めたなすのみずみずしい食感と、牛肉のしっかりとしたうまみがベストマッチ。

なすと牛肉のピリ辛みそ炒め

写真: 鍋島 徳恭

材料

(2人分)

・なす 4コ
・牛薄切り肉 150g
【下味】
・酒 大さじ1
・こしょう 少々
・かたくり粉 小さじ1
・赤とうがらし 1~2本
【A】
・みそ 大さじ1
・酒 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・黒酢 小さじ1
・にんにく (軽くつぶす) 1かけ
・サラダ油 大さじ1

つくり方

1

なすはヘタを落として皮をむき、長めの乱切りにする。赤とうがらしはヘタと種を除き、粗くつぶす。【A】は混ぜておく。

! ポイント

食感が異なる皮の部分をむくことで、なすはグッと扱いやすくなる。なすは長めの乱切りに。じっくりと炒めて程よく水分を出せる。

2

牛肉は、大きければ食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、【下味】の材料を加えて軽くもむ。

! ポイント

かたくり粉は、牛肉の【下味】をしっかり閉じ込めてくれる。

3

深めのフライパンにサラダ油と赤とうがらしを入れて熱し、2を加えて中火で牛肉の色が変わるまで炒める。

4

【A】を加えてへらでざっと混ぜてからめ、1のなすを加える。火を弱めてしんなりするまで4~5分間じっくりと炒める。

! ポイント

牛肉に火を通したら、なすを加える。ここからは、弱火でじっくり炒めて、仕上げる。

5

にんにくを加え、香りがたって全体になじんだら火を止める。

全体備考

【むいた皮は干してみよう!】
このレシピでは、なすの皮をむいて使用。北京でなすを調理するときも皮をむくが、その皮を捨てることはしない。皮をざるなどに広げ、風に当てて水分を除いて保存。冬場、なすが手に入らない時期、豚肉や鶏肉を使ったこっくりとした煮物をつくるときに加えたり、というように使う。夏場には、体に必要な水分をもらい、冬場にはなすの皮に含まれる栄養をもらう、そんな“なす使い”もおすすめ。

きょうの料理レシピ
2010/06/29 なす・ゴーヤーでわたしのおすすめレシピ

このレシピをつくった人

ウー ウェン

ウー ウェンさん

中国・北京で生まれ、1990年に来日。クッキングサロンを主宰している。シンプルな素材と調理法で、味わい深い家庭料理を生み出す名人であり、明るく親しみやすいキャラクターも人気。

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