きょうの料理レシピ
さけのかす汁
塩ざけと野菜の具だくさんの汁物です。煮立てすぎないことがコツです。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/350 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・塩ざけ (切り身/甘口/6等分に切る) 2切れ(約200g)
- ・酒かす 110g
- ・大根 (短冊形に切る) 3cm(100g)
- ・にんじん (短冊形に切る) 3cm(25g)
- ・ごぼう (ささがきにする) 8cm(20g)
- 【A】
- ・だし カップ2+1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・塩 小さじ1/2
- ・みつば (刻む) 適量
- ・酢
つくり方
1
塩ざけはウロコを包丁でこそげ取り、洗い流す。1切れずつ6等分に切る。
! ポイント
ウロコが残っていると汁に散ってしまうので、取り除いてきれいにしておく。
2
酒かすはちぎってヒタヒタの水かぬるま湯につけ、約20分間おいて柔らかくする。
! ポイント
ふやかしやすいように適当な大きさにちぎる。細かくする必要はない。
3
大根、にんじんは短冊形に切る。ごぼうはささがきにし、酢少々を入れた湯でサッとゆでて水けをきる。
4
鍋に【A】のだし、3の大根、にんじん、ごぼうと1の塩ざけを入れて火にかける。煮立ったら弱火にし、アクをすくいながら約15分間煮る。残りの【A】を加える。
! ポイント
具をすべて入れて煮る。ごぼうは下ゆでをしているので、汁がきれいに仕上がる。
5
2の酒かすに4の煮汁カップ2/3(玉じゃくしで約2杯分)を入れて泡立て器で溶きのばし、4に加える。ひと煮立ちさせ、みつばを加えて火から下ろし、わんに盛る。
! ポイント
煮汁で溶くと水っぽくならない。煮る間にも溶けるので、多少のダマは気にしないこと。
きょうの料理レシピ
2010/01/25
京のおばんざいレシピ
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
つくったコメント