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きょうの料理レシピ

たいとほうれんそうのマスタードソース

酸味とコクが絶妙なバランスのマスタードソースは、魚にも肉にもよく合う、懐の深い味わい。香ばしく焼き上げたたいに、たっぷりとかけて召し上がれ。

たいとほうれんそうのマスタードソース

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー /340 kcal

*1人分

塩分/1.6 g

*1人分

調理時間 /25分

材料

(2人分)

・たい (切り身) 2切れ(140g)
・ほうれんそう 80g
・ベーコン (塊) 40g
【マスタードソース】*つくりやすい分量
・たまねぎ 1/4コ(50g)
【A】
・白ワイン (辛口) 80ml
・ディジョンマスタード 大さじ3
*フランス・ディジョン発祥のなめらかなマスタード。
・トマトケチャップ 大さじ3
・白ワインビネガー 大さじ2
・バター (食塩不使用) 25g
・生クリーム 大さじ4
・柚子(ゆず)の搾り汁 少々
・バター (食塩不使用) 10g
・柚子の皮 (せん切り) 適量
・イタリアンパセリ 適量
・塩
・こしょう
・オリーブ油

つくり方

1

たまねぎは縦に薄切りにし、ほうれんそうは5cm長さに切る。ベーコンは3cm長さ、6mm角の棒状に切る。マスタードソースのバター15gは小さめの角切りにし、冷蔵庫に入れる。【A】は混ぜ合わせる。

2

【マスタードソース】をつくる。鍋にバター10gを入れ、弱めの中火にかけて溶かす。たまねぎを加え、しんなりとするまで2分30秒間炒める。弱火にし、【A】を加え、中火で3分間ほど煮る。

! ポイント

マスタードに火を入れることで酸味がとび、まろやかな味わいになる。

3

生クリームを加え、軽く煮る。1のバター、柚子の搾り汁を加えて混ぜ、味をみて塩・こしょう各少々で調え、ざるなどでこす。

! ポイント

小さく切った冷たいバターを加えると、ソースが空気を含んで、とろみとつやが出る。こして残ったたまねぎはパスタなどに使うとおいしい。

4

フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、たいに軽く塩をふって皮側を下にして入れ、約2分間焼く。ベーコンを加え、軽く色づくまで炒める。ほうれんそうの軸を加えてたいの上下を返し、ほうれんそうの葉を加えて塩・こしょう各少々をふる。

! ポイント

たいは動かさずにべーコンとほうれんそうを炒める。

5

ほうれんそうがしんなりとしたらバターを加えてなじませる。器にほうれんそう、ベーコン、たいの順に盛り、マスタードソース大さじ2〜3をかけ、柚子の皮、イタリアンパセリをあしらう。

全体備考

●マスタードソースの保存
冷蔵庫で3~4日間保存できる。食べるときは水適量を足し、小鍋で温める。

◆上柿元さん直伝プロの技!◆
1.マスタードは火を入れて酸味をとばし、まろやかな味わいに。
2.バターは角切りにして加えると、ソースに空気が含まれ、つやが出る。
3.ベーコンを加えてうまみアップ。

きょうの料理レシピ
2024/01/23 シェフのON&OFFごはん

このレシピをつくった人

上柿元 勝

上柿元 勝さん

1974年にフランスに渡り、各地の有名レストランで修業。帰国後は神戸や長崎のホテルの総料理長を歴任。現在は若い料理人への技術継承や、全国の食材の魅力を伝える活動に力を注いでいる。

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