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きょうの料理レシピ

鶏清湯の塩ラーメン

たっぷりの鶏ひき肉でとるスープは、一切の雑味がなく、澄みわたった極上の味わい。難しい手順いらずで、時間がおいしく仕上げてくれます。

鶏清湯の塩ラーメン

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー /290 kcal

*1人分

塩分/3.5 g

*1人分

調理時間 /60分

材料

(1人分)

・中華麺 (生) 1玉(80g)
*スープにからみやすい細麺がおすすめ。
・ねぎ (みじん切り) 1/4本分
【鶏清湯スープ】*つくりやすい分量(約1リットルとれる)
・鶏ひき肉 500g
*むね肉の割合が多いものがおすすめ。
・酒 カップ1/4
・ボイル鶏皮 100~200g
*あれば。全体備考参照。
・ねぎ (青い部分) 1本分
・しょうがの皮 1かけ分
【香味油】*つくりやすい分量
・ラード (チューブ) 1本分(200g)
・ねぎ (青い部分) 1本分
・しょうがの皮 1かけ分
・粗塩 3g

つくり方

【鶏清湯スープ】をとる
1

鍋にひき肉、水1.5リットル、酒を入れ、菜箸で混ぜて溶きのばす。

2

鶏皮、ねぎ、しょうがの皮を加えて中火にかけ、時々鍋底から混ぜながら15分間煮る。

! ポイント

冷たいところから煮はじめて、透き通ったクリアな色と味わいのスープに。焦げつかないように時々やさしく混ぜるのがポイント!

3

ひき肉が浮いてきたら、数か所フツフツと沸いているくらいのごく弱火にし、触らずに30分間煮る。肉とスープが完全に分離し、スープが透き通ったら、火を止める。

! ポイント

スープがにごらないよう、触らずにじっくり見守って。最後にこすのでアクは取らなくてOK。

4

3の上澄みのスープをなるべく肉が混ざらないように玉じゃくしですくい、ざるでこしてボウルにあける。鍋底のスープは、ゆっくり鍋を傾けてこす。

! ポイント

スープをとったあとのひき肉は、肉みそにしておかずに活用しても◎

【香味油】をつくる
5

フライパンにラードを弱めの中火で熱し、ラードが溶けたら、ねぎ、しょうがの皮を入れる。5分間ほど熱して油に香りを移す。ねぎとしょうがが色づき、油が黄金色になったら、ねぎとしょうがの皮を除く。

仕上げる
6

中華麺は袋の表示どおりにゆでる。丼に5の【香味油】大さじ1/2、粗塩3g、ねぎを入れ、4の【鶏清湯スープ】カップ1+1/2を温めて注ぐ。粗塩をよく溶かし、味をみて好みで粗塩(分量外)を足し、湯をきった麺を加える。

! ポイント

蒸し鶏など好みの具材をのせても!

全体備考

◆ボイル鶏皮◆
もし鶏皮があれば、一口大に切り、アクを取りながらサッと下ゆでして湯をきり、鶏清湯スープの材料に。スープにコクと香りが加わり、力強い味わいになる。

◆鶏清湯スープ◆
鶏のうまみをじっくり煮出したスープは、少量加えるだけであらゆる中華料理をワンランク上の味に。保存袋に小分けにして、冷凍保存もできます。
●保存
冷蔵庫で約3日間、冷凍庫で約3か月間。

◆香味油◆
香味野菜の風味がついた黄金色の油は、料理に華やかな香りを添える。チャーハンや蒸し物、中華スープの香りづけに。
●保存
冷蔵庫で約2週間(完全に冷めると白く固まるが、そのまま使える)。

きょうの料理レシピ
2023/05/01 とことん!連休は料理で楽しもう

このレシピをつくった人

陳 建太郎

陳 建太郎さん

祖父・建民、父・建一と引き継がれた四川料理の技を習得中。2年間の中国・四川省での料理修業を経て、伝統の味に現代の食材を加えた料理を発表している。1979年生まれ。趣味はゴルフと映画鑑賞。

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