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きょうの料理レシピ

抹茶カステラ

「台湾カステラ」の生地の味を変えてアレンジ!抹茶と小豆入りの、ほっこり和風のカステラです。

抹茶カステラ

写真: 宮濱 祐美子

エネルギー /1390 kcal

*全量

塩分/0.9 g

*全量

調理時間 /80分

*冷ます時間は除く。

材料

(15cm×15cmの角型または直径18cmの丸型一台分)

・植物油 (ごま油(白)など香りのないもの) 50ml
・薄力粉 60g
・抹茶 (粉末) 8g
・牛乳 50ml
・卵 4コ
・グラニュー糖 70g
*または上白糖。
・はちみつ 小さじ1
・オレンジリキュール 小さじ2
・ゆで小豆 (市販) 大さじ2~3

下ごしらえ・準備

1 型の内側に、側面を高くしてオーブン用の紙を敷く(8cm高さ程度)。

2 底が抜ける型の場合は、湯が入らないように周りをアルミ箔(はく)で包む。

3 卵は卵黄と卵白に分ける。

4 オーブンは170~180℃に温める。

つくり方

生地をつくる
1

フライパンに湯を中火で沸かし、⼤きめの耐熱ボウルに植物油を⼊れて湯煎に1分間かけ、約70℃に温める。

! ポイント

湯につけるだけだと40~50℃までしか温度が上がらないので、湯を沸かしながら湯煎にかける。ボウルは熱くなるのでやけどに注意。

2

湯煎から外し、薄⼒粉と抹茶を合わせてふるい⼊れ、泡⽴て器でサックリと混ぜる。

3

⽜乳を湯煎にかけて、人肌より温かい40〜50℃に温める。2に加えてざっと混ぜ、さらに卵⻩を加えて混ぜる。はちみつも加えて混ぜる。

! ポイント

牛乳を加えるとギュッと堅くなるが、卵黄を加えて混ぜるとトロリとしてくる。

4

別のボウルに卵⽩とグラニュー糖をざっと混ぜ、ハンドミキサーの高速で泡⽴てる。持ち上げたときにツノが⽴ち上がらないくらいの、柔らかくつやのあるメレンゲにする。仕上げにハンドミキサーを低速にしてきめを整える。

! ポイント

グラニュー糖は全量を一度に入れると、メレンゲのきめが細かくなり、ふくらみすぎないので焼き上がりの表面が裂けにくくなる。

5

4のメレンゲの1/4量程度を3に加えて、泡立て器でよく混ぜる。全体が混ざったら、残りのメレンゲを加えてしっかり混ぜる。オレンジリキュールを加えて、ゴムべらでさらに混ぜる。

! ポイント

完全に混ざってからさらに20回ほど、生地につやが出るまでしっかり混ぜる。オレンジリキュールを加えると、焼き上がりの卵のにおいがやわらぐ。

生地を焼く
6

準備した型に、上から落とすように生地を流し⼊れる。型を軽くたたいて、筋が残らないように表⾯をならす。大きい気泡は竹串で刺してつぶす。ゆで小豆を散らす。

! ポイント

小豆は焼く直前に上から散らす。焼き上がるころには下に沈んでいる。

7

天板に6をのせ、ぬるま湯を天板にカップ1程度注ぐ。170~180℃のオーブンで15分間焼く。温度を150〜160℃に下げて50分間ほど焼く。

! ポイント

オーブンの火力が強い場合、あれば天板を2枚重ねるか型の下に耐熱のシリコンマットを敷くと、下からの熱がやわらぎ、表面が裂けにくくなる。

8

カステラの中央上部に竹串を刺して、生地がつかなければ焼き上がり。やけどに気をつけてすぐに型から外し、紙も外して冷ます。

! ポイント

重みでつぶれやすいので、すぐに好みの大きさに切って横に倒すとよい。

全体備考

※はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。

◆こちらのレシピも参考に◆
台湾カステラ
ココアカステラ

きょうの料理レシピ
2022/02/11 いちおしスイーツ

このレシピをつくった人

若山 曜子

若山 曜子さん

大学卒業後、パリの製菓学校に留学し、フランス国家資格(C.A.P)を取得、パティスリーやレストランで研さんを積む。帰国後は自宅で菓子・料理教室を主宰。つくりやすいレシピが人気で、『シリコン型付き!かわいいお菓子ブック』(共著。小社刊)も好評。

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