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きょうの料理レシピ

チキンカレー

たまねぎの炒め、粉の火の入れ、カレー粉を加えて焼きつけ……。スープストックなし、油脂少なめ、しかも、家族に「おいしい!」と言わせ「あとくちスッキリ」と細胞が喜ぶ家族のカレーをつくりましょう。

チキンカレー

写真: 澤井 秀夫

エネルギー /880 kcal

*1人分

塩分/3 g

*1人分

調理時間 /45分

材料

(2~3人分)

・鶏もも肉 (骨付き/ブツ切り) 500g
・たまねぎ 2コ(400g)
・しょうが (皮付き/すりおろす) 20g
・にんにく (すりおろす) 1かけ分
・カレー粉 大さじ2
・レッドペッパー 小さじ1
*乾燥させた赤とうがらしを粉末状にしたもの。
・ご飯 (温かいもの) 適量
・ゆで卵の酢漬け 適量
*全体備考参照。
・バター 30g
・小麦粉 大さじ4
・トマトケチャップ 50g
・塩
・サラダ油

つくり方

1

鶏肉に塩小さじ1(肉の重量の約1%)を全体にまぶす。たまねぎは縦半分に切り、縦に薄切りにする。

2

鍋にサラダ油大さじ1/2とバターを入れ、たまねぎ、しょうが、にんにくを加えて軽く混ぜ、強火にかける。焼き色がついたら底から大きく混ぜ、さらに7~8分間、大きく混ぜながら全体が軽くきつね色になるまで炒める。小麦粉を加えてさらに炒め、粉に火を通す。

! ポイント

少したまねぎが焦げるくらいがよい。

3

フライパンにサラダ油大さじ1/2を入れ、鶏肉を水けを拭いて皮側を下にして加え、強火にかける。皮側をこんがりと焼きつける。

4

2の鍋にカレー粉、レッドペッパーを加えて炒め、トマトケチャップを加えてさらに炒める。3の鶏肉を加えて焼きつけ、余分な水分をとばしながら乳化させる。

! ポイント

火加減は終始強めで。混ぜる手が追いつかず焦げそうになったら、適宜火を弱めるとよい。

5

水カップ4を3~4回に分けて加える。最初に加える水は余分な脂を捨てた3のフライパンに入れてから鍋に移し、鶏肉のうまみを残さず加える。ゆっくりと溶きのばして、塩小さじ1/2を加える。底から混ぜながら、とろみがつくまで15~20分間煮込む。味をみて、足りなければ塩適量を加える。

! ポイント

鶏肉を焼いたフライパンに残る余分な脂を捨て、分量の水から適量入れる。軽く混ぜて鶏肉のうまみと一緒に鍋に加える。

6

器にご飯を盛り、5をかけ、ゆで卵の酢漬けを食べやすく切って添える。

全体備考

●秋野菜とゆで卵の酢漬け●
◎310kcal(全量) ◎塩分4.9g(全量)◎15分(ゆで卵と野菜類を冷ます時間、味をなじませる時間は除く。)

〈材料〉つくりやすい分量
・れんこん…60g
・ごぼう…60g
・カリフラワー…60g
・卵…2コ
【漬け汁】
 ・米酢・水…各カップ1
 ・砂糖…大さじ5
 ・塩…大さじ1
【A】
 ・レモン(国産/薄切り)…3枚
 ・赤とうがらし…1本
 ・ローリエ…1枚
 ・黒こしょう(粒/軽くつぶす)…10粒
<つくり方>
1.ゆで卵をつくる。鍋に卵と、かぶるくらいの水を注いで中火にかける。沸騰したら火を弱めて8分間ほどゆで、冷水にとって冷まし、殻をむく。
2.れんこんは皮をむいて5mm厚さの輪切りにする。ごぼうはよく洗って5cm長さに切り、縦半分または4~6等分に切る。カリフラワーは小さめの小房に分ける。
3.鍋に湯を沸かし、2のれんこん、ごぼう、カリフラワーをゆで、ざるに上げて冷ます。
4.ボウルに【漬け汁】の材料を入れて混ぜ合わせる。1、3と【A】を加える。ラップで表面をぴったりと覆い、一晩以上おいて味をなじませる。

きょうの料理レシピ
2021/11/08 土井善晴のふつうにおいしいもん

このレシピをつくった人

土井 善晴

土井 善晴さん

おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。

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