きょうの料理レシピ
ほうれんそうの信田煮
霜の降りるころからおいしさを増すほうれんそう。卵も入って彩りよく、ボリュームもあるおかずです。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/280 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・ほうれんそう 200g
- ・油揚げ 4枚
- ・卵 (小) 8コ
- 【煮汁】
- ・だし カップ2
- ・酒 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1/2
- ・みりん 大さじ3
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・塩 少々
- ・溶きがらし 適量
- ・塩 少々
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
つくり方
1
たっぷりの熱湯を沸かして塩少々を入れ、洗ったほうれんそうを2株ほどずつ入れ、ひとふりするくらいにサッとゆで、冷水にとる。水中でほうれんそうの根元を持ち、そろえて取り出して水けを絞る。
2
油揚げはまな板に縦に置き、菜ばしを手前から向こうにクルクルと転がす。ざるにのせてたっぷりの熱湯をかけ、油抜きをしてから、半分に切って袋状に開く。
! ポイント
油揚げの上で菜ばしを軽く転がすと、あとで袋にするときに開きやすくなる。
3
1のほうれんそうを1cm長さに切り、もう一度水けを絞る。うす口しょうゆ小さじ2をふって、きつく絞って8等分にしておく。
! ポイント
ほうれんそうに下味をつけておく。しょうゆ洗い、ふりしょうゆともいう。
4
油揚げの袋を小さなボウルに入れて広げ、8等分にしたほうれんそうの半量を入れる。卵1コを割ってそっと落とし入れ、ほうれんそうの残り半量をのせて、袋の口を折りたたむようにしてようじでとめる。同様にして全部で8コつくる。
! ポイント
小鉢などに油揚げの袋を1つずつ入れ、口を外側に折っておくとつくりやすい。
5
底の広い浅鍋に【煮汁】のだしを煮立て、ほかの調味料も加えていったん火を止め、4を重ならないように並べ入れる。 強火にかけ、煮立ったら弱めの中火にし、落としぶたをして5~6分間煮る。
6
ようじを抜き、縦半分に切って器に盛り、溶きがらしを添える。
全体備考
料理名「信田」は油揚げを使った料理につけられる。
きょうの料理レシピ
2006/12/07
徹底マスター!冬野菜
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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