きょうの料理レシピ
鹿肉のベリー煮
ジャムの甘みが鹿肉のうまみを引き立て、こっくり仕上がります。余ったジャムの活用にもおすすめ。
写真: 難波 雄史
エネルギー
/260 kcal
*1人分
塩分/3.1 g
*1人分
調理時間
/20分
*冷蔵庫におく時間、常温に戻す時間、保温する時間は除く。
材料
(4~5人分)
- ・鹿もも肉 (塊) 400~500g
- 【A】
- ・いちごジャム 200g
- *ブルーベリーやマーマレードなど好みのジャムでよい。
- ・しょうゆ 100g
- ・ベビーリーフ 適量
- ・らっきょうの甘酢漬け (市販/薄切り) 適量
つくり方
1
鹿肉は水けを拭いてポリ袋に入れる。【A】を加え、軽くもんで空気を抜き、一晩冷蔵庫におく。
! ポイント
◎風味をつける◎
ジャムをもみ込むと、鹿肉が風味よく、柔らかく仕上がる。
すぐに調理してもよいが、一晩おくとより味がしみ込む。
2
1を常温に戻し、小さめの鍋に汁ごと入れて中火にかける。沸騰したらごく弱火にし、紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをし、さらにふたをする。5分間煮たら、上下を返してさらに5分間煮て火を止める。
! ポイント
◎味を全体にまわす◎
紙タオルをのせると、少ない調味料でも肉全体に味がまわる。
3
鍋ごと新聞紙で包んで保温バッグに入れ、約1時間保温する(保温バッグがなければ、発泡スチロールの箱に入れるか、毛布やタオルでくるむ)。鹿肉は取り出して薄切りにし、汁けは煮詰めてソースにする。
4
器にベビーリーフを盛り、らっきょうを散らす。3の鹿肉を盛り、熱いソース適量をかける。
全体備考
◎鹿肉◎
色が濃く、赤身の多い肉質が特徴。牛肉に似た味わいで、ヨーロッパでは高級肉として扱われている。ほかの食肉と比べて脂肪が少なく、鉄分が豊富でヘルシーな食材。秋は寒さに備えて、脂がのっていておいしいといわれる。
きょうの料理レシピ
2019/10/22
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
ほりえ さわこさん
祖母・堀江泰子さん、母・堀江ひろ子さん譲りの家庭でつくりやすいレシピを若い感覚で紹介。イタリア、韓国での料理修業の経験を持つ。
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