冷凍トマトスパゲッティ
スパゲッティは少し柔らかめで、トマトソースがよくなじみます。子どもやシニアでも食べやすいです。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*粗熱を取る時間、冷凍する時間は除く。
材料
(1人分)
- ・スパゲッティ (直径1.9mm) 80g
- ・えび (無頭/殻付き) 4匹(40g)
- ・たまねぎ 1/8コ(25g)
- ・しめじ 約1/3パック(30g)
- ・にんにく (粗みじん切り) 小さじ2
- 【A】
- ・トマトの水煮 (缶詰/カットタイプ) 1/4缶(100g)
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・塩 小さじ1/6
- ・こしょう 少々
- ・塩
- ・こしょう
- ・オリーブ油
つくり方
鍋に1~1.5リットルの湯を沸かして塩10~15g(湯の量の1%)を入れ、スパゲッティを袋の表示時間より3分間短めにゆでて湯をよくきる。冷凍用保存袋にスパゲッティを入れ、こしょう少々、オリーブ油大さじ1/2を加えて箸で混ぜ、粗熱を取る。
オリーブ油でコーティングして冷凍すると、食べるときに麺がほぐれやすい。
たまねぎは繊維に沿って薄切りにする。しめじは根元を除いて小房に分ける。えびは背ワタを除いて殻をむき、塩少々をまぶして水で洗い、水けを拭いて塩・こしょう各少々をふる。にんにくはオリーブ油大さじ1/2をまぶす。【A】は混ぜ合わせる。
にんにくにオリーブ油をまぶしておき、冷凍する間に香りを移す。
1の袋にたまねぎ、しめじ、えび、にんにく、【A】を順に加えて袋の空気を抜き、口を閉じて平らにし、冷凍する。
凍ったまま袋から出して耐熱皿にのせ、ラップでふんわりと覆い、電子レンジ(600W)に4分間かける。箸でよく混ぜ、再びラップで覆って電子レンジに3分間かけて混ぜる。
◎フリージングポイント◎
・ 冷凍用保存袋は中サイズを使用する。
・ 保存期間は冷凍庫で約3週間。
・ 凍ったまま袋から出し、電子レンジにかける。
・ 調理時間は、冷凍するとき、食べるときを合わせたもの。
◎堤さんの冷凍アドバイス◎
堤さんの“フリージングごはん”は、冷凍とは思えない、つくりたてに近い仕上がりが楽しめる。その秘けつは、食材選び。冷凍すると食感や味が変化して、おいしさがダウンしてしまうものは避ける。
【フリージングごはんに×の食材】
水菜、ほうれんそう、レタス、大根、かぶ、たけのこ
※繊維が多い野菜は筋っぽくなり、かみ切りも飲み込みも悪くなる。ただし、ほうれんそうはゆでて水にさらし、水けをきって細かく刻めばおいしく冷凍できる。
【フリージングごはんに△の食材】
白菜、キャベツ、グリーンアスパラガス、れんこん、ごぼう
※繊維が筋っぽくはなるが、小さく刻んだり薄切りにすれば食べやすくなる。
じゃがいも、さつまいも
※そのまま冷凍すると細胞が壊れて食感が悪くなるので、加熱してマッシュするのがおすすめ。
ちくわ、こんにゃく、豆腐
※食感が変化するが、その性質をあえて楽しむなら冷凍しても。
このレシピをつくった人
堤 人美さん
シンプルでセンスあふれるレシピに定評がある。単身赴任をしていた夫に「栄養のある手づくり料理を手軽に食べてもらいたい」という思いから、電子レンジで仕上げる便利な自家製フリージングごはんを開発。
つくったコメント