きょうの料理レシピ
揚げごまめ
おせちに欠かせない「三つ肴」のうちの一つ、ごまめ。「五万米」と漢字をあてて、豊作を祈念します。古くは田畑の肥料として乾燥いわしがまかれていたことから「田作り」とも。ごまめはいらずに揚げているので、内臓の苦みが出にくく、みつが固まってくっつくのも防げます。
写真: 久間 昌史
エネルギー
/670 kcal
*全量
塩分/4.6 g
*全量
調理時間
/20分
*ごまめとくるみを冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ごまめ (形のそろったもの) 40g
- ・くるみ (殻をむいたもの) 50g
- 【照りじょうゆ】
- ・砂糖 大さじ3+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・酒 大さじ1+1/2
- ・揚げ油
つくり方
1
厚手の鍋に揚げ油を160℃に熱してごまめを入れる。30秒間ほどして軽く色づいたら引き上げ、紙タオルに広げて冷ます。火を弱めて揚げ油を140℃にし、くるみを入れて薄いきつね色になるまで揚げる。ごまめとは別の紙タオルに広げて冷ます。
! ポイント
細かい泡が出るくらいの温度で揚げる。
2
鍋(直径21cm)に【照りじょうゆ】の材料を入れて中火にかけ、中央まで泡が立ったらすぐに火を止めて木べらで混ぜる。これを2回ほど繰り返し、やや粘りが出たところで火を止める。
! ポイント
【照りじょうゆ】を木べらにとってたらすと、とろみがついて落ちるくらいが目安。
3
温かいうちに素早くごまめとくるみを混ぜ、バットなどにあけて冷ます。
全体備考
【保存】
保存容器に入れ、冷蔵庫で3~4日間ほど。
きょうの料理レシピ
2018/12/10
柳原一成の きちんとおせち
このレシピをつくった人
柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
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