きょうの料理レシピ
きんめだいのかぶと鍋
きんめだいの頭と大根を、薄めのたれでじっくりと煮ます。骨についた身を残さず、うまみを楽しみます。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/220 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・きんめだいの頭 2匹分(約800g)
- *鮮度のよいもの。
- ・大根 600g
- ・春菊 1ワ
- *春菊の代わりに、せりやみつばを使ってもよい。
- ・昆布 (約15cm長さ) 1枚
- 【A】
- ・みりん 小さじ2
- ・粗塩 小さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・しょうが汁 小さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 適量
- ・酒 カップ1/4
つくり方
下ごしらえ
1
きんめだいの頭を縦半分に切り、目を中心に食べやすい大きさに切る。たっぷりの熱湯に入れ、表面の色が変わったら冷水にとり、ウロコや血などの汚れを洗い、ざるに上げて水けをきる。
2
大根は約4cm長さの短冊形に切る。
3
昆布はぬれぶきんで汚れをふき、真ん中に切り目を入れて、穴をあける。
! ポイント
昆布は煮るとぬめりが出るので、途中ではしで取り出しやすいよう、穴をあけるように切り目を入れるとよい。
4
土鍋に水カップ6を入れ、3の昆布と酒、1を入れて(きんめだいは水から入れて、しっかりと煮る)、強火にかける。煮立つ直前に昆布を取り出してアクを取り、2を加えて4~5分間煮、【A】の材料を加えて火を通す。
煮方・食べ方
5
堅い茎の部分を除いた春菊を食べる分ずつ4に入れてサッと火を通す。各自が器にとり、好みでおろしたしょうがを添えて食べる。
うれしい鍋あと
雑炊
きょうの料理レシピ
2006/01/09
ぽかぽか鍋物
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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