きょうの料理レシピ
“へぼ飯”風チャーハン
蜂の子は貴重なたんぱく源として山間部を中心に食べられます。このつくだ煮をご飯に混ぜた郷土の料理、へぼ飯をアレンジ。柔らかいうなぎのかば焼きを蜂の子に見立てました。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/520 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・ご飯 (温かいもの) ご飯茶碗2杯分(300g)
- ・卵 3コ
- ・うなぎのかば焼き (市販) 1/2枚(80g)
- ・うなぎのかば焼きのたれ (市販) 適量
- ・ねぎ (みじん切り) 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4~1/2
- ・こしょう 少々
つくり方
1
うなぎのかば焼きは、冷たかったら電子レンジなどで人肌程度に温めておく。約1cm幅に切ってボウルに入れ、全体にからまるくらいのかば焼きのたれを加えてあえる。
! ポイント
うなぎを温めることでふっくら仕上がる。たれを入れすぎるとご飯がしっとりしてしまうので注意。
2
別のボウルに卵を割り入れ、しっかり溶きほぐす。ご飯を加え、全体を混ぜ合わせる。
! ポイント
卵は卵白を切るようにしっかり溶きほぐす。
3
フライパンにサラダ油を強火で熱し、2を入れる。ほぐすように炒め、全体がパラパラの状態になったらねぎを加える。
4
塩小さじ、こしょうを加えて炒め合わせ、一度火を止めて1のうなぎのかば焼きを加えて混ぜる。味をみて、足りなければかば焼きのたれ、または塩少々を足し、再度、強火にかけて炒め合わせる。
全体備考
●へぼのつくだ煮
へぼとはクロスズメバチの幼虫で、それをつくだ煮にしたもの。地元では酒のつまみやおかず、郷土料理にも使われる。今回は似た食感の「うなぎのかば焼き」で代用した。
きょうの料理レシピ
2018/09/26
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
古田 等さん
地元の岐阜で長年シェフを務めたのち、約3年前に東京・銀座に店を構える。卓越したセンスと独自のアイデアで、食材のうまみを存分に生かした料理は評判が高い。
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