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きょうの料理レシピ

揚げ水なすのうまいもん

なすの古漬けと小えびを炊いた、大阪泉州(せんしゅう)の郷土料理「じゃこごうこ」をアレンジして。なすは相性のいい油で揚げて甘みを引き出し、あんでまとめました。夏らしい彩りが食欲を誘います。

揚げ水なすのうまいもん

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー /200 kcal

*1人分

塩分/3.1 g

*1人分

調理時間 /20分

*干しえびを戻す時間は除く。

材料

(2人分)

・水なす 1コ(約150g)
・甘長とうがらし 2~3本(50g)
・干しえび 25g
・水 カップ1
・大根のぬか漬け 60g
*ぬかがついたままのもの。
【A】
・酒 20ml
・うす口しょうゆ 15ml
・砂糖 5g
・しょうが (すりおろす) 3g
・水溶きかたくり粉 大さじ1~2
*かたくり粉を同量の水で溶いたもの。
・削り節 (糸がきかつお) 適量
・揚げ油

つくり方

1

ボウルに水と干しえびを入れ、一晩おく。

2

水なすはヘタを取って6等分のくし形に切る。甘長とうがらしはヘタを取って一口大に切り、種を除く。大根のぬか漬けは8mm角に切る。

! ポイント

大根のぬかの風味と塩けを生かすため、ぬかは洗い落とさないこと。

3

揚げ鍋に揚げ油を入れて180℃に熱し、水なすを入れる。皮の色が鮮やかになったら甘長とうがらしを加えてサッと火を通し、すべて揚げ台に取り出す。

! ポイント

水なすと甘長とうがらしの色を生かすために素揚げに。

4

1を鍋に入れて中火にかけ、温まったら大根のぬか漬けと【A】を加える。沸いたらしょうがを入れ、水溶きかたくり粉を回し入れてとろみをつける。

5

器に水なすと甘長とうがらしを盛り、4のあんをかけて削り節をのせる。

全体備考

【水なす】
泉州地域で盛んに栽培される、アクが少なく、水分が非常に多いなす。

きょうの料理レシピ
2018/07/25 つくろう! にっぽんの味47

このレシピをつくった人

松尾 慎太郎

松尾 慎太郎さん

大阪の割烹料理店で14年間修業後、独立。地元の野菜や近海の魚貝を中心に、大阪料理を全国へ発信している。

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