きょうの料理レシピ
ふきじゃこ
ふきの葉は、茎の部分より苦みが強いので、しょうゆをきかせてご飯のお供にします。酢を加えることで、まろやかになります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/350 kcal
*全量
塩分/10.6 g
*全量
調理時間
/30分
*ふきの葉の粗熱を取る時間、 ふきじゃこを冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ふき (葉の部分) 1ワ分(約160g)
- ・ちりめんじゃこ 40g
- 【A】
- ・水 カップ1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・酒 大さじ3
- ・酢 小さじ1
- 【B】
- ・一味とうがらし 少々
- ・粉ざんしょう 少々
- ・白ごま 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
1
鍋に湯を沸かし、ふきの葉を茎側から入れる。ゆで汁が薄い緑色になるまで約2分間ゆでてざるに上げ、そのまま粗熱を取る。水けを絞り、約5mm四方に細かく刻む。
! ポイント
ふきの葉はアクが強いので、しっかりゆでる。
2
鍋にごま油を中火で熱し、ちりめんじゃこを入れてカリカリの状態になるまで炒める。
3
1を加えて炒め、油がよくなじんだら【A】を順に加える。弱火にして約20分間、煮汁がほぼなくなるまで煮る。
! ポイント
葉の色が、緑色から黒っぽくなるまで、しっかり煮詰める。
4
仕上げに【B】を順に加え、混ぜ合わせる。完全に冷めたら、保存容器に入れる。
! ポイント
冷蔵庫で約3週間保存可能。ご飯に混ぜておにぎりにすると、食がすすむ。酒の肴(さかな)にもなる。
きょうの料理レシピ
2018/04/10
じぃじの四季
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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