たたきれんこんと鶏手羽のポトフ
れんこんを大ぶりに割ってじっくり煮れば、モッチリ、ホクホクに。骨付きの鶏手羽先のうまみと野菜の香りが溶け込んだスープも絶品!
写真: 野口 健志
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・れんこん 200g
- ・たまねぎ 1/2コ(100g)
- ・にんじん 1/2本(80g)
- ・セロリ 1/2本(50g)
- ・鶏手羽先 6本(350g)
- ・ローリエ 1枚
- ・粒マスタード 適宜
- ・サラダ油 小さじ1
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
れんこんは皮をむき、太いものは縦半分に切る。麺棒などで軽くたたき、手で食べやすく割って水に放す。たまねぎ、にんじん、セロリはみじん切りにする。
◆たたいて割る!◆
れんこんはたたいてひびを入れて割ると断面が複雑になるので味がよくしみ、刻んだ野菜もからみやすい。大きめの一口大にして煮れば、モッチリとした食感に。
鶏手羽先は先端を切り落とす。上下の関節の間に2cmほどの長さの切り目を入れ、表面の水けを紙タオルで拭き取る。
2本の骨の関節の部分を切り離しておくと、肉が外れやすくなるので食べやすい。
鍋にサラダ油を中火で熱して2を並べ入れ、両面にしっかりと焼き色をつけて取り出す。
3の鍋に残った脂が多ければ、適量を残して紙タオルなどで取る。1のたまねぎ、にんじん、セロリを加えて塩小さじ1/2をふり、しんなりするまで炒める。
3の肉を戻し、れんこんの水けをきって加え、ローリエ、黒こしょう少々、水カップ2+1/2を加える。煮立ったら火をやや弱め、ふたをして約25分間煮る。器に盛り、好みで塩、黒こしょう、粒マスタードを添える。
◆鶏手羽先◆
~切り落とした先端は、冷凍ストック~
冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、1か月間保存可能。手羽先を使うたびに袋に次々追加し、数がまとまったらスープをとる。10~15本につき、水カップ5が目安。香味野菜とともに、水から40分間ほど煮出す。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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