干し野菜のラタトゥイユ
半干し野菜のうまみと食感が軽やかな心地よさを生み出す、新感覚のラタトゥイユ。野菜を加熱する順番が大事で、特になすとズッキーニは油を吸わせて焼くのがポイントです。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*全量
*全量
*野菜を天日干しにする時間、粗熱を取る時間、冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・なす 2コ(200g)
- ・パプリカ (赤) 1コ
- *赤・黄合わせて300g。
- ・パプリカ (黄) 1コ
- *赤・黄合わせて300g。
- ・たまねぎ 1コ(200g)
- ・ズッキーニ 1本(150g)
- ・セロリ 1本(150g)
- ・ミニトマト 15コ(約230g)
- ・にんにく (薄切り) 1かけ分
- 【A】
- ・トマトの水煮 (缶詰/ホール/つぶす) 1/2缶(200g)
- ・トマトペースト 大さじ1
- *あれば。全体備考参照。
- ・砂糖 小さじ1
- ・ローリエ 1枚
- ・オリーブ油
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
なすはヘタを、パプリカはヘタと種を取り、それぞれ一口大の乱切りにする。たまねぎは一口大に切る。ズッキーニはヘタを取って5㎜厚さの輪切りにする。セロリは葉と筋を取って1cm厚さの斜め切りにする。ミニトマトはヘタを取って縦半分に切り、種を取る。これらを盆ざるに広げてのせ、2時間から半日、天日干しにする。
半干しにして、うまみを凝縮!
フライパンにオリーブ油大さじ2~3を弱めの中火で熱し、なすとズッキーニを並べ、あまりいじらずに両面をじっくり焼き、塩・黒こしょう各少々をふって取り出す。
油を吸わせながら、こんがりと焼く。
フライパンにオリーブ油大さじ2を足し、パプリカとたまねぎを並べ、2と同様にこんがりと焼く。セロリ、にんにくを加えてサッと炒め、塩・黒こしょう各少々をふる。
3に【A】を加え、全体にからめながら、中火で3~4分間煮詰める。なす、ズッキーニを戻し入れ、ミニトマトを加えて塩・黒こしょう各少々で味を調える。火を止めて粗熱を取り、保存容器に入れて冷ます。
冷蔵庫で3~4日間保存可能。
【トマトペースト】
なくてもよいが、入れると味に深みが出る。トマトサルチャでも市販でもよい。
このレシピを使ったおすすめの料理はこちら
ラタトゥイユの冷たいパスタ
ラタトゥイユのサンドイッチ
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
つくったコメント