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きょうの料理レシピ

きなこのおはぎ

2つ、3つと食べてしまいたくなる小さくてかわいらしい、きなこのおはぎ。もちであんを包みます。

きなこのおはぎ

写真: 内藤 貞保

エネルギー /110 kcal

*1コ分

塩分/0.1 g

*1コ分

調理時間 /25分

*甘めの小豆あん、雑穀もちを作る時間は除く。【甘めの小豆あん110分(冷ます時間は除く。)/雑穀もち20分(浸水させる時間、炊く時間は除く。)】

材料

(8コ分)

【甘めの小豆あん】*つくりやすい分量/でき上がり約860g(季節や豆の状態などにより異なる)/このうち120g使う。
・小豆 250g
・グラニュー糖 340g
・塩 1つまみ
【雑穀もち】*でき上がり約330g。
・もち米 135g
・好みの雑穀 15g
*もち麦、押し麦など。玄米でもよい。赤米は堅いので避ける。
・塩 1つまみ
・きな粉 適量

つくり方

【甘めの小豆あん】をつくる
1

小豆は水を3回かえてよく洗う。鍋に入れて豆より1cm上まで水を加え、強火にかける。

2

沸騰して豆が浮いてきたら水カップ2+1/2を加える。再び沸騰したら火を止め、ふたをして40分間蒸らす。

! ポイント

蒸らす間に豆の内側に水分が吸収されて、ふっくらと仕上がる。

3

いったんゆで汁を捨て、豆の3cm上まで水を加えて、再び強火にかける。沸騰したら湯の表面がユラユラと揺れる程度の弱火にし、アクを取りながら30~40分間ゆでる。湯が少なくなり、豆が水面から出そうになったら水を適宜足し、常に豆が水面から出ないようにする。

! ポイント

グラグラと湯が揺れるほど強火でゆでると皮が破れてしまう。

4

豆を指でつぶしてみて、簡単につぶれるくらい柔らかくなったら火から下ろす。ゆで汁が豆の高さくらいになるよう、多ければ捨てて調節し、ゆで汁ごとボウルに移す。

! ポイント

グラニュー糖を加えるとそれ以上柔らかくならないので、十分柔らかくなるまでゆでておく。まだ堅ければ、重曹(分量外)を1つまみ加え、5分間ずつ様子をみながらゆでる。

5

あいた4の鍋にグラニュー糖と水カップ1/2を入れ、強火にかけ、かき混ぜて溶かす。1分間沸騰させる。

6

45に戻し入れ、中火で煮る。煮詰まってきたら弱火にして塩を加え、木べらで鍋底から混ぜながら水分をとばす。すくってポトリと落ちるくらいまで煮詰めたら、バットなどに1すくいずつのせて冷ます。

【雑穀もち】をつくる
7

もち米と雑穀は合わせて洗い、水につけて6時間ほどおく(気温が高い季節は冷蔵庫に入れる)。

8

7の水けをきって炊飯器の内釜に入れ、白米1合分の水加減にして塩を加える。白米モードで炊き、炊き上がったらしゃもじで素早く混ぜる。

9

8をボウルに入れ、ラップをぴったりと張りつけて、しばらく冷ます。

10

触れるくらいの温度になったら、手でもち米をつぶす。時々返しながら、粒が5割ほど残る程度にする。

! ポイント

エンボスタイプのポリ手袋を使うと、くっつかず作業がしやすい。手首を輪ゴムでとめ、サラダ油を薄く塗るとよい。おはぎをつくるときも同様。

おはぎの仕上げ
11

【甘めの小豆あん】と【雑穀もち】を、それぞれ8等分にして丸める。

! ポイント

【おはぎ1コ分の分量】
◆あんが外側になるおはぎ◆ あん1コ25g、もち1コ30gが目安。
◆あんが内側になるおはぎ◆ あん1コ15g、もち1コ40gが目安。

12

もちを手のひらで直径5~6cm程度にのばし、あんをのせて全体を包む。手のひらで転がしながら丸く成形する。

13

ボウルにきな粉を入れ、おはぎを入れて全体にまぶす。

全体備考

【あんの保存】
残ったあんは、ラップでぴっちりと包んで冷蔵庫へ。2週間ほど保存可能。

小さなおはぎのその他のバリエーション
小豆のおはぎ

きょうの料理レシピ
2017/06/22 【和っていいなぁ♪】手のひらサイズのカラフルおはぎ

このレシピをつくった人

森 百合子

森 百合子さん

おはぎ店店主。季節感と素材の味を生かした小さなおはぎが人気。「おいしいものを食べると幸せな気持ちになる」という思いを大事に、日々おはぎをつくっている。

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