手づくりは楽しい!マイ・トーフ
「ゆ」と呼ばれる汁にフワフワと豆腐が浮いたおぼろ豆腐です。材料は、大豆、水、にがりの3つだけ!手づくりした人だけが出会えるおいしさです。
写真: 中村 淳
*全量
*大豆を戻す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・大豆 (国産) 300g
- *できれば、昨秋に収穫された新しいもの。
- ・水 約3リットル
- ・にがり (液体) 小さじ4
- *スーパーマーケットなどで市販されている。
つくり方
大豆は洗い、3倍量のかさの水に浸す。約3倍にふくらむまで常温で戻す(夏なら7~8時間、冬は20時間が目安)。切ってみて豆の中心に透き間がなくなっていればよい。
ミキサーの深さの半分まで大豆を入れ、大豆を戻した水をヒタヒタになるまで加える。
ミキサーを回し、なめらかな液体にする。触ってみてごく小さな粒が残るくらいになればよい。
深鍋で水約1リットルを沸騰させる。火を止めて3を加え、残りの大豆も2~3と同様にして深鍋に加え、再び火にかける。
沸騰したら弱火にし、10~15分間煮る。その間、軽く沸騰している状態を保ち、絶えず木べらでかき混ぜる。泡が鍋の縁まで上がってきたら、ごく弱火にする。
ボウルにざるを重ね、ざるの中にさらしの袋を置いて口を広げる。袋の中に、5を玉じゃくしで注ぎ入れる。
袋の口をねじり、ざるに渡したすりこ木にかけ、木べらで袋を押して中をしぼり出す。
熱いのでやけどに注意する。しぼり方はやりやすい方法でよい。
ボウルにたまった液体が豆乳で、袋に残った大豆のしぼりかすがおから。
8の豆乳を鍋に入れ、80℃に温めたら、火を止める。にがりをぬるま湯40mlで薄めて加え、鍋肌から中央に向かって木べらで軽く混ぜ、そのまま約5分間おく。
おぼろ豆腐の完成。汁ごと器に盛る。好みの薬味、しょうゆ、ごまだれ(練りごま〈黒〉大さじ1、しょうゆ小さじ2/3、砂糖小さじ1を混ぜる)などをつけて食べる。
《準備する道具》
直径25cmくらいのボウル、ミキサー、約5リットル容量の深鍋
ざる、さらしの袋、玉じゃくし、すりこ木、木べら、料理用の温度計
水は軟水のミネラルウォーターか、地方の名水を使うとよい。
◆「マイ・トーフ」でできる豆乳を使って◆
うなぎ豆乳雑炊い
◆「マイ・トーフ」でできるおからを使って◆
おからのお好み焼き
◆「マイ・トーフ」をアレンジ◆
黒ごま豆腐
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