きょうの料理ビギナーズレシピ
基本のオムレツ
基本のプレーンオムレツをつくりましょう。木の葉形に、柔らかく焼き上げるためのコツを押さえます。
写真: 松本 祥孝
エネルギー
/270 kcal
*1人分
調理時間
/12分
材料
(2人分)
- ・卵 4コ
- ・塩 ひとつまみ
- ・こしょう 少々
- ・サラダ油 大さじ2
- ・トマトケチャップ 適量
つくり方
卵を溶きほぐす
1
ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。溶きほぐし方は、白身のコシがやや残るくらいでよい。
フライパンに卵液を流し入れる
2
フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強めの中火で熱する。卵液の半量を一気に流し入れ、菜ばしで手早く大きくかき混ぜながらフライパン全体に広げる。
木の葉形にする
3
下の面が固まり、表面が半熟状になったら、手前から菜ばしで折るようにして向こう側へ手早く寄せ、フライパンの端で形を整える。
ひっくり返して焼きつける
4
手前に返し、薄く焼き色がつくまで焼く。もう一度返し、もう片面も薄く焼き色がつくまで焼く。フライパンに皿をかぶせ、ひっくり返して皿に盛り、厚手のペーパータオルをかぶせて上から形を整える。残りも同様にしてつくり、トマトケチャップをかける。
全体備考
【黄身の色の違い】
卵の黄身の色の濃淡は、鶏の飼料の配合によって生じるもので、栄養価の高さを表すものではありません。黄身に移行する天然色素、キサントフィルを多く含む乾燥緑草、パプリカなどを飼料に使うと濃い色の黄身になります。
【手早く成形しないと柔らかく仕上がらない】
フライパンに卵を流し入れたらスピーディーに焼き上げる。もたついて半熟を通りすぎると、固まりすぎて成形しづらく、柔らかな食感も損なわれる。
きょうの料理ビギナーズレシピ
2011/02/03
洋食店の卵料理
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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