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きょうの料理ビギナーズレシピ

基本のオムレツ

基本のプレーンオムレツをつくりましょう。木の葉形に、柔らかく焼き上げるためのコツを押さえます。

基本のオムレツ

写真: 松本 祥孝

材料

(2人分)

・卵 4コ
・塩 ひとつまみ
・こしょう 少々
・サラダ油 大さじ2
・トマトケチャップ 適量

つくり方

卵を溶きほぐす
1

ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。溶きほぐし方は、白身のコシがやや残るくらいでよい。

フライパンに卵液を流し入れる
2

フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強めの中火で熱する。卵液の半量を一気に流し入れ、菜ばしで手早く大きくかき混ぜながらフライパン全体に広げる。

木の葉形にする
3

下の面が固まり、表面が半熟状になったら、手前から菜ばしで折るようにして向こう側へ手早く寄せ、フライパンの端で形を整える。

ひっくり返して焼きつける
4

手前に返し、薄く焼き色がつくまで焼く。もう一度返し、もう片面も薄く焼き色がつくまで焼く。フライパンに皿をかぶせ、ひっくり返して皿に盛り、厚手のペーパータオルをかぶせて上から形を整える。残りも同様にしてつくり、トマトケチャップをかける。

全体備考

【黄身の色の違い】
卵の黄身の色の濃淡は、鶏の飼料の配合によって生じるもので、栄養価の高さを表すものではありません。黄身に移行する天然色素、キサントフィルを多く含む乾燥緑草、パプリカなどを飼料に使うと濃い色の黄身になります。

【手早く成形しないと柔らかく仕上がらない】
フライパンに卵を流し入れたらスピーディーに焼き上げる。もたついて半熟を通りすぎると、固まりすぎて成形しづらく、柔らかな食感も損なわれる。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2011/02/03 洋食店の卵料理

このレシピをつくった人

瀬田 金行

瀬田 金行さん

1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。

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