きょうの料理レシピ
揚げ魚のタイ風ハーブソース
ちょっとしたおつまみにもなり、ご飯にも合うおかず。少し辛味のあるハーブ類を使ったソースは、さわやかな味。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/220 kcal
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・白身魚 (切り身) 300g
- *今回はたい
- 【ハーブソース】
- ・米 (炒って粉状にしたもの) 大さじ1
- ・ホムデーン (薄切り) 2~3コ分
- *またはたまねぎの粗みじん切りカップ1/4。ホムデーンは、直径3cmほどの赤いたまねぎ。辛みが少ない。手に入らないときはそれぞれの料理に合わせ、たまねぎや小たまねぎで代用する
- ・にんにく (みじん切り) 2~3かけ分
- ・細ねぎ (小口切り) 大さじ2
- ・パクチー (みじん切り) 大さじ1
- *中国名は香菜、英名コリアンダー。日本でもおなじみになってきた、独特の香りをもつハーブ。タイのあらゆる料理に使われる
- ・一味とうがらし 大さじ1~2
- ・砂糖 小さじ1
- ・水 大さじ2
- ・ナムプラー 大さじ2+1/2
- *小形のいわしに塩を加えて発酵させた魚醤。うまみと塩味を加える調味料としてタイ料理に欠かせない、日本のしょうゆのようなもの
- ・レモン汁 大さじ1
- ・上新粉 少々
- *あれば
- ・スペアミント 1パック
- *ミントにはペパーミントなどいろいろな種類があるが、タイ料理ではスペアミントが、野菜のようにたっぷりと使われる
- ・塩
- ・こしょう
- ・小麦粉
- ・揚げ油
つくり方
1
【ハーブソース】をつくる。米は小鍋で約10分間、薄く色づくまで炒り、フードプロセッサーで粉状にする。ほかの材料もそれぞれ準備し、すべてをボウルで混ぜ合わせる。
! ポイント
米は、少ないと妙りにくいので、カップ1/2くらいを一度に炒るとよい。余ったものは、粉にしておいて、サラダやあえ物に使える。ソースは、材料を混ぜ合わせるだけで、でき上がり。冷蔵庫で約3日間保存できる。
2
白身魚は一口大の薄切りにし、塩・こしょう各少々をふって、小麦粉を薄くまぶす。190℃に熱した揚げ油でカリッとするまで揚げる。
! ポイント
魚は薄めに切ってカリッと揚げるとおいしい。小麦粉に上新粉を2割ほど混ぜると、より食感がよくなる。
3
2の魚を器に盛り、ミントの葉を散らす。1の【ハーブソース】を添え、少しずつかけながら食べる。
全体備考
クツキングメモ
白身魚は、たら、かれい、すずきなど。さけでもよい。ソースは、焼き魚やローストビーフなどにかけてもおいしい。
きょうの料理レシピ
2005/07/20
ちょっと腕まくり
このレシピをつくった人
原野 真由美さん
都内の自宅でタイ料理教室主宰。フラワーデザイナーとして活躍後、夫の赴任に伴い、約7年間タイに滞在。王宮料理から家庭料理、屋台料理、お菓子まで、タイ料理を幅広く学ぶ。タイのエディブルフラワーを使った料理とテーブルコーディネートのコンテストで、審査員特別賞を受賞。
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