きょうの料理レシピ
ほうれんそうとエリンギのごまびたし
丁寧にすったすりごまは、香りのよさも、コクも格別です。たっぷりと季節の青菜にからめます。エリンギの汁ごとあえ衣に加えるのも、おいしさのポイント。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/110 kcal
*1人分
塩分/1 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・ほうれんそう 1ワ(200g)
- ・エリンギ 2本(100g)
- 【A】
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 小さじ1
- ・塩 少々
- ・白ごま 大さじ2+1/2
- ・塩
- ・うす口しょうゆ 小さじ1+1/2
つくり方
1
ほうれんそうは2分間ほど塩ゆでして冷水にとり、20分間ほど水にさらす。巻きすにくるんでギュッと水けを絞り、3~4cm長さに切る。
2
エリンギは1×2cmの短冊形に切る。鍋にエリンギと【A】を入れて弱めの中火に2~3分間かけ、エリンギから水分が出てしんなりしたら、火を止めて粗熱を取る。
3
白ごまをすり鉢に入れ、粒がなくなり、油が出てくるまでよくする。
4
3にうす口しょうゆと2を汁ごと加える。ゴムべらで混ぜ、1を加えてあえる。
全体備考
【すりごま】
杉本さんはふだん、生のむきごまをそのつどいって使うので、さらに香り高く仕上がります。盛りつけた後、すり鉢の目に残ったあえ衣は、鉢の中で少量のご飯にまぶしつけ、ごまご飯にしていただくそう。最後まで食べ物を大切にする、おばあさんに教わった食べ方です。
きょうの料理レシピ
2016/10/10
杉本節子の 町家で楽しむ京ごはん
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
つくったコメント