しょうゆバジリコ
極太スパゲッティを香ばしく炒めた「焼きスパ」。バジリコ代わりに青じそを使い、焼きうどんのような、甘辛しょうゆ味が後を引く、懐かしの昭和味です。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*スパゲッティを冷蔵庫でおく時間は除く。
材料
(1人分)
- ・スパゲッティ (乾/強力粉使用の太めのもの) 130g(ゆで上がり約300g)
- ・豚バラ肉 (薄切り) 20g
- 【A】
- ・たまねぎ (薄切り) 40g
- ・ピーマン 20g
- ・マッシュルーム (薄切り) 15g
- *水煮でも可。
- ・青じそ (粗みじん切り) 2枚分
- ・トマト (1cm角に切る) 適量
- 【しょうゆソース】*つくりやすい分量。このうち大さじ1+1/3 を使用。残りは保存容器に入れ、冷蔵庫で約1週間保存可能。スパゲッティのほか、焼きうどんやチャーハン、炒め物などに利用できる。
- ・酒 カップ1/4
- ・みりん カップ1/4
- ・しょうゆ カップ3/4
- ・にんにく (すりおろす) 5g
- ・サラダ油 小さじ2
- ・バター 10g
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
鍋にたっぷりの湯を沸かし、スパゲッティを袋の表示より約2分間短めに(少し芯が残るくらい)ゆでて、もみ洗いし、冷水に移して冷ます。水けをきってポリ袋に入れ、サラダ油約をまぶして冷蔵庫で半日間おく。
豚肉は3cm幅に切る。ピーマンはヘタと種を除いて細切りにする。
【しょうゆソース】の酒、みりんを鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら、しょうゆを加えて火を止め、にんにくを加えて冷ます。大さじ1+1/3を使用する。
1のスパゲッティをボウルに入れ、青じそをのせる。
フライパンにバターを入れて中火にかける。バターが溶けはじめたら、豚肉を広げ入れ、塩・こしょう各少々をふる。豚肉の色が変わったら、【A】を加えて炒める。
たまねぎが透き通ったら、4を加えて強火にし、塩・こしょう各少々をふる。強火で水分をとばしながら手早く炒めていく。
片手でフライパンの柄を握って、前後に揺り動かしながら、トングで8の字を描くように炒め混ぜる。炒める時間は約1分30秒間。スパゲッティに透明感が出て、ところどころに焼き色がつくくらい。水分がとんで、スパゲッティが時折はじけるようになる。
鍋肌に沿うように3を回し入れる。
香りがたったら、トングで手早く混ぜ合わせる。
香りがたつまで触らずにおくと、【しょうゆソース】の香ばしさがアップ。
皿に盛り、トマトをのせる。
●フライパンは直径28cm以上の大きめの深いタイプで、表面加工のしてあるものが使いやすい。トングは、あればヘッド部分がナイロン製などのタイプを使うと、フライパンが傷つきにくい。
このレシピをつくった人
西山 英一郎さん
和食の料理人などを経て、東京都心オフィス街の焼きスパ専門店で店長を務める。直径40cmのフライパンを自在に操り、アツアツの焼きスパを供する。
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