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きょうの料理レシピ

かんぴょう入り鶏だんご

豆腐を合わせてふわふわに仕上げた鶏だんごに、かんぴょうの食感がアクセント。あんに入れたしめじが、味に深みを出します。

かんぴょう入り鶏だんご

写真: 蛭子 真

エネルギー /280 kcal

*1人分

塩分/1.7 g

*1人分

調理時間 /25分

*豆腐の水けをきる時間、かんぴょうの粗熱を取る時間は除く。

材料

(2人分)

・かんぴょう (炊いたもの) 70g
*乾燥のかんぴょう20gを戻して炊き、そのうちの70gを使用する。
・かんぴょうの煮汁 カップ1
・鶏ひき肉 150g
・木綿豆腐 (大) 1/4丁(100g)
・しめじ (石づきを取ってほぐす) 40g
【水溶きかたくり粉】
・かたくり粉 大さじ1
・水 大さじ1
・塩 少々
・かたくり粉 小さじ1
・サラダ油 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1/2

下ごしらえ・準備

かんぴょうを戻して炊く

1 乾燥のかんぴょう20gをボウルに入れてざっと水洗いし、塩小さじ1を加えてもみ込む。全体にふくらんできたら、流水で塩をしっかり洗い流す。

2 鍋にたっぷりの湯を沸かし、1を中火で6~7分間ゆでる。端をちぎってかんでみて、少し食感が残る程度の堅さがゆで上がりの目安。

3 流水にさらし、水けをしっかり絞る。まな板に並べ、2cm幅に切る。

4 鍋に、3とだしカップ2+1/2と酒カップ1/2を入れて中火にかける。沸騰したら砂糖小さじ2、みりん大さじ2、うすくちしょうゆ大さじ1、しょうゆ小さじ1を加えて弱火で2~3分間、うす甘辛く炊く。ボウルに移して冷ます。

つくり方

1

炊いたかんぴょう70gは煮汁カップ1と中火にかけ、沸騰したらボウルに重ねたざるに上げ、煮汁はとっておく。粗熱が取れたら5mm幅に刻む。

2

豆腐は紙タオルで包んでおもしをし、水けをきる。

3

ボウルにひき肉を入れて練り、塩少々を加えてさらに練って粘りを出す。2を手でつぶしながら加え、手に材料がつかなくなるくらいまで混ぜ合わせ、かたくり粉小さじ1を加えてさらによく練る。1のかんぴょうを加えて混ぜ合わせ、4等分して丸く平らに形づくる。

4

フライパンにサラダ油小さじ2を中火にかけ、3を両面きつね色になるまで焼いて火を通す。

5

鍋に1の煮汁としめじを入れて中火にかける。沸騰したら、【水溶きかたくり粉】でとろみをつけ、しょうゆ小さじ1/2で味を調える。

6

器に4を盛り付け、5のあんをかける。

全体備考

○乾燥のかんぴょう20gを戻して炊くと、約140gになるので、そのうちの70gを使用。煮汁ごと冷凍して約10日間保存可能。

かんぴょうは何にでも合う、変幻自在の食材。特有の食感で、どんな料理でも一段上のおいしさにしてくれます。一度炊いておけば、冷凍もできて、煮物やあえ物など、さまざまな料理に加えられます。煮汁も捨てずにとっておきましょう。

きょうの料理レシピ
2015/06/03 今こそ伝えたい!京料理人の温故知新レシピ

このレシピをつくった人

髙橋 義弘

髙橋 義弘さん

一子相伝の卵料理を名物とする創業400年の京都老舗料亭の若主人。代々の味を守りつつ、現代的な日本料理にも積極的に取り組んでいる。

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